やっぱり麻布十番のオヘソだなぁと思う、
十番パティオ。
ロータリー下側には、和食「もち玉」やBar「tellus」。
いつも人気のカフェ「LA BOHEME」の店内を覗きながら、つらつらとゆるやかな傾斜を上がると、「きみちゃん」の銅像の向こうにピーコックが見えてくる。
その右手角の「東京ラスク」も視野に右に視線を振ったところに見つかるのが、「リタティーノ」。
今日は、麻布十番で「パフェラッチ!」です。この角っこあたりって、山田ヒロさんの店「ヒロソフィー」があったところじゃなかったかな。 そんなことを考えながら、店頭のパネルを覗き込みます。
木目の扉の向こうは、白を基調とした明るくポップな意匠。 ショッキングピンクのカウンターがアクセントになっていて、 その奥が硝子越しの”練り練り工場”か。
SMILE SIZE(150g)かHAPPY SIZE(225g)のねりたてアイスを所望するひと達に交じって、「イートインでパフェを」と告げると、応じてくれるニッコリ笑顔。 出来上がりを待つは、右手の壁際に据えられたスレンダーなカウンターのスツールで。 すると、待つ間、いずれかのフレーバーのねりたてアイスを試供してくれるという。
カップの「麻布ショコラ」はなるほど、練り立て感あるとろんとした表情。
それはちょっと面白そうと思わせる「麻布バジルパフェ」。
「リタティーノ・マンゴーパフェ」といえば、 トップをごろごろと飾る大振りブロックのマンゴー。
ピルスナー的フォルムのグラスがクリアなプラスティックなのは、 まさにテイクアウト仕様であるがため。 折角の”ねりたてアイス”もたっぷりフィーチャーしたパフェになるともっといいけど、 順繰りにその場で作るフレーバーとの兼ね合いが難しいのでしょう。
「リタティーノ」をプロデュースしたのは、 神戸の洋菓子店「レープ ドゥ シェフ」のオーナーシェフ佐野靖夫氏。 例えば、イタリアンジェラートとの違いを、 セレクトした日本の旬の素材と日本人シェフの感性、 そして作り立て&練り立てのフレッシュさに見出そうとしているようだ。
ねりたてアイスクリームとパティシエ自慢のパフェの店「リタティーノ(RITATINO)」。
「リタティーノ」 港区麻布十番2-8-8 [Map] 03-3452-0032 http://www.ritatino.com/
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