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旗の台「でら打ち」には、昼に夜にとお世話になってます。
それなりに混んでいながらも、すうっと入れる頃合もまたいいのだな。
笊を独特のポーズで湯切りする大将。
フォローする兄ちゃんは、いつもやや仏頂面ながら(笑)、頼もしさを増してきた。
いつもは決まって、「ころハーフ」と「カレーハーフ」の「ころセットハーフ」に「小ライス」。
たまには、違うところも啜ってみようかな。
早速ぶっかけから選ぶは「梅干しめかぶ」。
![derauchi01.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi01.jpg)
果肉のたっぷりとした梅干をちょこまかと箸の先で解してから、叩くように刻まれためかぶと浅葱とをぐわぐわっと呷るように廻し混ぜます。
めかぶが粘りを発揮してきて、例のたまり醤油系のたれと渾然となる。
![derauchi02.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi02-thumb-66x49.jpg)
紀州といえば南高梅の酸っぱさとたまりの濃いぃ味わいとめかぶの滑りと。
ズズズズズと大きな音を立てて啜るのが似合うヤツ(笑)。
切干大根や胡瓜のまぜご飯「大根めし」をサイドオーダーでね。
日を改め、「肉とろろ」。
![derauchi04.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi04.jpg)
![derauchi03.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi03-thumb-66x49.jpg)
玉子の黄身目掛けて端の先を挿し入れて、濃ゆく煮つけた豚バラ肉とトロロやら薬味やらを再びぐわぐらっとなぜか急くように混ぜ廻します。
トロロがやや泡立つようになったところで、これまた一気に啜り込む。
![derauchi05.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi05.jpg)
やっぱり、ズズズズズズと大きな音を立てるのが醍醐味。
力強いのにたおやかだという背反するあたりを五感で愉しむかのような瞬間だ。
うん、うまひ。
もうとっくに旗の台を代表する飲食店のひとつ「でら打ち」。
![derauchi06.jpg](https://ishouari.com/0809/derauchi06.jpg)
これからもお世話になります。
口関連記事:
ころうどん「でら打ち」で ころセットハーフ堪能の仕方と釜揚うどん(07年05月)
「でら打ち」 品川区旗の台2-7-3
[Map] 03-3787-0591
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。