![shokudoen00.jpg](https://ishouari.com/1208/shokudoen00.jpg)
ああ、アツい暑い(汗)。
ふと、こんな灼熱な炎天下には、
あの麺を啜りたいと思い付く。
急遽池上線に乗り込んで向かったのは、
終着の蒲田駅。
改札口を背にしてすぐの階段を下れば西口ロータリーの脇に出る。
そのまま辿るのは、池上線の高架沿いです。
じりじりする陽射しを浴びながら歩くは、バーボンロード。
「ユザワヤ」村の方へと潜るトンネルまでが蒲田くいだおれ横丁で、
その先が当の東急駅前通り会の縄張りらしい。
![shokudoen01.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen01-thumb-500x375-25397.jpg)
すると右手に見えてくるのが、よれっとした白い暖簾。
元祖平壌冷麺「食道園」で「冷麺」啜るに相応しいおひる時だ。
![shokudoen02.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen02-thumb-66x49-25398.jpg)
お品書きから「ビビンバセット」か「おにぎりセット」かと思案するも、
こんな日は素直に「平壌冷麺」単品で。
大盛り、中辛でお願いします。
モリモリっと盛り上がるように盛り付けのドンブリ。
キムチの周りに辛味の橙色のグラデーション。
![shokudoen03.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen03-thumb-500x375-25399.jpg)
トッピングは、半裁の茹で玉子に煮付けた牛肉、小口切りの胡瓜、葱。
そしてクシ切りの梨が涼しそうに。
澱粉の透明感もまた涼しさを誘う。
![shokudoen04.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen04-thumb-500x375-25400.jpg)
![shokudoen05.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen05-thumb-245x183-25401.jpg)
![shokudoen06.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen06-thumb-245x183-25402.jpg)
すっきりとしつつコクのある牛骨スープには、油っぽいベタツキは一切なく、
適度に冷たく、涼やか。
カクテキの周りの辛味を広げては、啜る。
辛さの微妙な変化とともに、コク味が深みをみせる。
辛さの区分は、普通、中辛、大辛、特辛とあるのだけれど、
初めての時は基準が判らず、戸惑うことも少なくない。
そんな時は、辛味を別盛りにしてもらえば、加減ができていいみたい。
そう云えば、銀座「ぴょんぴょん舎」では、別辛にしてもらったんだっけな。
池上線・多摩川線の高架脇に、元祖平壌冷麺「食道園」。
![shokudoen08.jpg](https://ishouari.com/assets_c/2012/08/shokudoen08-thumb-500x375-25404.jpg)
蒲田「食道園」は、2009年04月のオープン。
店内のポスターには、「東北にて麺の改良に改良を重ね、スープへのこだわり、カクテキの風味への追求に時間を費やし、最高の冷麺に仕上げることが出来ました。どうぞ冷麺一筋約40年の熟練の味を楽しんで食べてください」とある。
盛岡冷麺の元祖といわれる「平壌冷麺」正統のお店と考えてよさそうだね。
そして、びば☆蒲田(笑)。
口 関連記事:
盛岡冷麺「ぴょんぴょん舎GINZA UNA」 で盛岡冷麺とミニチヂミ(08年04月)
「食道園」
大田区西蒲田7-64-8 [Map] 03-3734-8951
column/03298