
軽井沢エリアでは有名な老舗そば屋さん、
「かぎもとや」。
その経歴はといえば、江戸時代、軽井沢三宿の宿場街道沿い、中山道沓掛宿に商人衆定宿として開業し、 本陣の鍵を預かった理由から「鍵本」の名でのちの明治3年にそば等を売り始めたことから、という。
間近に見られる、一心不乱に蕎麦を打つ店主姿は、
ユーモラスにも映るが職人の気概が感じられて嬉しい。

その動きと表情をしないと、きっちり打ったきがしない、らしい。
前日からの蕎麦モードに朝食抜きの空腹状態が相俟って、
不覚にも「とろろざる」+「大天ざる」という暴挙にでてしまった。


いかにも手打ち田舎そば然の不揃いで短めの蕎麦をとろろで、そして天麩羅とで一気喰い。
ひくぐるみか末粉か、素朴かつ野趣あるそばはどこかぽそぽそするのもその個性。
う~ん、満腹。
蕎麦って物足りないくらいがちょうどいいのね。
甘い人参の天麩羅の方が印象に残っていたりして(笑)。
「かぎもとや」は、バイパス沿いの大型店「塩沢店」と軽井沢駅前の「軽井沢店」も。

中軽井沢駅前の「本店」では温かい蕎麦はありません。
「かぎもとや」本店
長野県北佐久郡軽井沢町長倉3041-1 [Map] 0267-45-5208
http://www.kagimotoya.co.jp/
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