巷に評判を聞く、浅草「龍圓」。
気になりつつも、いつかそのうちと惚けているうちにまた年が暮れようとしていました。
師走を迎えたそんな頃、お久し振りのくにちゃんからお誘いがかかりました。
ご無沙汰のくにろくOFFへと、
田原町駅に降り立ちます。
年の瀬の国際通りを浅草ビューホテル目掛けて歩む。
公園録区入口の信号の先、通り沿いに「龍圓」の緑青色の看板が見えてきます。くにちゃん、ご無沙汰ぁ。 そして、一階の厨房前からずらずらッと並んだテーブルには、 ご無沙汰の顔々、初めての方々の顔がある。 テーブルの一番奥では、月島仮面さんと「龍圓」のシェフ、栖原さんが如何にも親しく話し込んでいる。 お喋り好きそうなシェフ(笑)のニカニカの表情は、福々の料理を喰わせてくれそうな、そんな予感を抱かせてくれます。
麦酒とかをすっ飛ばして、端から紹興酒で乾杯のテーブル。 ちょうど、監修の期間限定喜多方らーめん「大崎食堂」も絶賛販売中の大崎会長ともご無沙汰の乾杯です。
口開きは、「龍圓」のザ前菜「ピータン豆腐」のカクテルグラスから。 ムース状にした豆腐は、大豆の風味が濃厚に活きたもの。
サラダ仕立てでやってきたのが、「小ヤリイカ老酒漬け」。
その艶麗しき「鯖の燻製」には、椒麻ソースが載っている。
そしてその鯖と同舟なのが、 「三重県鳥羽の牡蠣、老酒漬け燻製 ミモレットチーズ」。
綺麗な揚げ色の春巻だねぇと断面を覗き込む。
お、トリュフだねとこれまた覗き込ませてくれのが、 「オータムトリュフのかに玉」だ。
何杯目かのカラフェの紹興酒をお代わりして迎えたのが、 「信玄鶏、砂肝、ブロッコリ、紫人参の炒め ケッパー風味」。
「蒸し肉団子」には、フカヒレあんかけがとろりんと。
ゴハンの芳ばしくも甘い匂いが漂ってきたかと思ったら、それは「ジャスミンライス炒飯」。
デザートには、艶粉色のイチゴアイスを戴いた杏仁豆腐。
人懐っこい印象の栖原シェフが繰り出す優しくナチュラルで軸のある料理で人気の、 浅草・中國小菜「龍圓」。
「龍圓」 台東区西浅草3-1-9 [Map] 03-3844-2581 http://www.ryuen1993.com/
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