Asian Dining & 支那そば「しんせん」

shinsen.jpgなぜかひっそりとした夕闇の柳通り。 喫茶店の居抜きに手を入れたような表情の「しんせん」に寄ってみました。 中央のテーブルでは、ベテランOLさんたちが大声でしゃべりながらビールグラスを干している。 卓上の品書きを見る限りは、つまみになるようなメニューは少ない。 …のに、いい調子のべしゃくりだ(苦笑)。
迷わず「雲呑麺」。 先に唐辛子のペーストをお酢でといたようなタレが小皿でやってきて、雲呑はこのタレをつけて喰えという。へー。 そこへどんぶりが届く。 大き目のどんぶりを覆う雲呑を含めた量感は、やっぱり四谷「こうや」を彷彿とさせます。 shinsen01.jpg 白濁して細かな油が揺れるスープを浅葱と一緒に啜る。 「こうや」の一種独特なクセがない、意外にすっきりしたスープだ。仰せの通り、赤いタレに浸して雲呑もいっとく。 比較してみると分かるけど、タレを使わない方が、肉餡の味が惑わされなくていいな。 麺は、博多麺の固茹であたりも合いそうな気がするね。 ん~、満腹。大盛りにする必要のないボリュームだ。 こりゃ、久々に四谷にも行ってみなけりゃいけないな。
しんせん」 中央区八重洲2-10-10ムラサキビル1F 03-3275-0303
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