定番スタンディングスタイルのカウンターを横目に、奥にあるテーブル席の4名さま。
背後から見守るカウンターには、男性ふたりに女性がおひとり。女性はどなたかと待ち合わせの間だったようです。
別の店の某バーテンダー氏によると、ここ「SAMBOA」数寄屋橋のインテリアは、 ホテル「リッツ パリ」のバーのひとつにそっくりだそう。 リスペクトがそうさせたものなんだろね。
ご注文は勿論の「ハイボール」。 グラスの上から覗く、コースターには、”Established 1918″の文字。今はなき神戸の店を除く、京都・大阪・東京の「SAMBOA」の空気が一気にくるくるっと脳裏を巡ります。
グラスの側面には、「SAMBOA」の”S”をモチーフにしたロゴマーク。ウィルキンソンの炭酸の泡粒もグラスを飾って、いい感じです。 勿論、氷は入りません。
バーテンダー津田氏が、ヒルトン、堂島、そして銀座店での勤務を経て、 10年に開業した「SAMBOA BAR」数寄屋橋。津田さんの表情や立ち居振る舞いからも、「SAMBOA」のバーテンダーとしての誇りと自信と覚悟のようなものが柔らかに伝わってきます。
浅草が加わって、東京にも3本の「SAMBOA」カウンターがあることになる。 そうそう、数寄屋橋のお店の場所は、あのステーキ「かわむら」のある路地の左側です。
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「SAMBOA BAR」数寄屋橋 中央区銀座7-3-16 東五ビル [Map] 03-3572-5466 http://www.samboa.com/
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