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やっと「日南」にお邪魔することができました。
試しに覗いてみること、過去3度。
その度に予約で一杯な状態でした。
今回、土日を挟んだ3日前の連絡でしたが、月曜日ということもあってかすんなりと予約を得ることができたのです。
くすんだ茶色が店全体を覆う、そんな妖しさがいい。
入ってすぐのカウンターへ。
落とした照度の中、BGMにはジャズやシャンソンが流れていました。
瓶ビールで、まずは「フォアグラ味噌漬」を。
![nichinan02.jpg](https://ishouari.com/060227/nichinan02.jpg)
厚さを揃えて薄くスライスしたバゲットにフォアグラの味噌漬がのったオードブル的ひと皿。
味噌香が強過ぎることなく、まったりとしたフォアグラの味わいが楽しめる。
![nichinan01.jpg](https://ishouari.com/060227/nichinan01-thumb-66x49.jpg)
限定4名様の「牛タン刺」は、
すっと蕩けるところを山葵醤油でいただくという趣向です。
限定6名様の「牛レバー刺し」には胡椒が振りかけれてられていますが、臭みなんて一切なし。
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極薄スライスの大蒜をのせて、醤油か胡麻油でいただくのがいい。
そうして忘れてならないのが、おひとり様一本限定の「牛ハラミ串焼」。
![nichinan04.jpg](https://ishouari.com/060227/nichinan04.jpg)
肉の力強さに負けじと濃い目のタレを纏わせている。
齧ればじゅわんと旨味が迸る、こいつぁ堪らん逸品だ。
白石酒造の芋「紅椿」「天狗櫻」を交互に。
青森の南昌豚という、生産者が特定された無菌豚を使った「無菌豚ガーリック炒め」は、
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豊饒なる豚肉の魅力を直截に伝えてくれる。
最後にもう一品と注文んだ「牛ナンコツハンバーグ」が、これまた旨い。
![nichinan06.jpg](https://ishouari.com/060227/nichinan06.jpg)
3口サイズのかわいいハンバーグだけど、叩いたナンコツの軽いコリコリをアクセントに肉の旨味とデミソースの香味が口の中で弾けるんだ。ご飯が欲しい(笑)。
![nichinan00.jpg](https://ishouari.com/060227/nichinan00-thumb-66x49.jpg)
まだまだ気になるメニュー目白押しの「日南」。
素材の吟味も、酒肴への仕立ても勘所を押さえたものばかり。
下手な焼肉屋になんて行けなくなってしまうじゃん。
「日南」 品川区東五反田1-13-6 03-3449-4425
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