
野火止用水沿いの正統派武蔵野うどんの店、
「みんなのうどんや」。
その並びに「田舎うどん」と「白うどん」と二種類のうどんを供する「福助」といううどん屋さんがありました。
「みんなのうどんや」の外観を初めて見つけた時、
「福助」ってとこんなお店だったっけと思ったもの。
それは、「福助」が忽然となくなっていたからに他なりません。
とあるきっかけで、その「福助」は、
閉店してしまったのではなくて、小平市に移転していたと知りました。
国分寺から乗るのは初めての西武多摩湖線。


多摩湖線でしか見られないという、
白塗装の車両に乗って降り立ったのは、青梅街道駅です。
青梅街道と交叉する多摩湖線。

そうか多摩湖線は全線単線なのだなぁと改めて思ったりしながら、
小さな駅舎を振り返ります。
線路沿いに南下して、中央図書館のところで右折した道が「鷹の道」。

そこから覗き込んだ脇道に見つけた「手打うどん」の幟が、
「福助」の所在を知らせてくれました。
幟の立っていたのは、一般の住宅の前。
自宅に招いてくれるスタイルは、武蔵野うどんのお店ではポピュラーなこと。
「福助」が移転した先もまさに、ご自宅だったのであります。

ご自宅キッチンのカウンターの隅に腰掛けて、眺めるお品書き。
そこには、移転前と同じ「田舎うどん」と「白うどん」の二本立ての手打ちうどん。
武蔵野うどんに相当する「田舎うどん」を「肉汁」でお願いします。
別メニューの「かて(糧)」を添えてもらえば、たっぷりの茹で野菜。

手作りのラー油も似合います。
お待ちかねのうどんが笊に載せられ眼前にやってきた。

肉汁に斜めスライスの葱がたっぷりなのも特徴でありますね。
如何にも手打ちなうどんは、地粉らしい褐色を帯びている。



艶めかしい口元の感触から確かな歯応え、そして粉の風味へと展開する一瞬が、
また次の箸、また次の箸を動かして、
結局一心不乱にうどんを啜るの図になってしまいます(笑)。
野火止用水沿いから自宅の厨房に移転して一年の手打うどん「福助」。

思わず「こんにちは!」と玄関の扉を開いてしまう、
武蔵野うどんの店らしいお店が此処にも。
そんなお店が身近にあるご近所さんが実に羨ましいであります。
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「福助」
小平市小川町2-1307-20 [Map] 042-403-1500
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