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手打うどん「涼太郎」所沢店で 特製かまだし4L肉汁武蔵野うどん
東村山の有名店「きくや」直営の武蔵野うどん店が所沢にもあると、実家に立ち寄るついでに寄ってみました。
東口から直進した先の三叉路の手前を左に折れた辺り。
表通りからは引っ込んだ住宅地の一軒は、知らずには通り過ぎてしまいそうな何気なさです。
暖簾には「涼太郎」と白抜き文字。
「きくや」直営、所沢店と左右に小さく記されています。正午過ぎの店内は、いい具合に先客で賑わっていました。
カウンターの一番奥へ。
壁のお品書きには、「特製かまだしうどん」とあって、Lから6Lまでの値段が示されている。
“L”ってなあに?と思いつつオバチャンに訊ねると、男性陣は大体3Lか4Lあたりがちょうどいいボリューム、とのこと。
然らばと、4Lを「肉汁」、「のり」増しでお願いしました。
肉汁なくして、武蔵野うどんは語れないものね。
「おまちどうさまぁ」。
嬉しいてんこ盛りの薬味を豚バラ肉の浮かんだつけ汁に投入して、刻み海苔ごとワシとうどんを引っ掴んで啜り込みます。武蔵野系の中にあっては、粉の味わいが大人しい変わりに、シコッとした歯応えが返ってくるタイプのうどんだ。
讃岐うどんなどとはまったくもってベツモノと考えているので、べろ~んとしながらも漂白の少ない粉が香るような、もっと野卑なヤツの方が好みだな。
豚バラからもだらしない感じに脂が出ちゃっててもいいもんね。
東村山のお店にも、機会があれば行きたいな。
「涼太郎」 所沢市くすのき台3-14-4 [Map] 04-2993-8877