
ミュンヘンで時間があるならぜひ寄ってみて。
そう聞いていたのは、
街の中心地、マリエン広場のすぐ近く。
仕掛け時計でも有名な新市庁舎の脇をレジデンツ方向へ。
右手に見えてくる鮮やかな山吹色のテントが1700年創業という高級食材店「Dallmayr」。
さて、お食事処はどちらでしょう。
建物に向かって右手からアプローチするのがどうやら所謂レストラン。


真ん中辺りの階段からアプローチする二階がカフェになっています。
燦々と西陽を浴びて眩いカフェには、ゆったりとした時間が流れてる。

まさにその時季ど真ん中(5月)のことゆえ、狙いは勿論あの食材。
別紙のメニューのタイトルは、Spargelkarteです。
陽射しに誘われて、プロセッコのグラスをいただいて。

ひとり昼下がりにゆっくりと此処にいるのがちょっと不思議な感じ(笑)。
お待ちかねのお皿が届きました。

はしたなくも本数を数えて、七本のホワイトアスパラ。
器一杯にたっぷりと用意してくれたオランデーズソースが嬉しいな。
瑞々しいジュースの中に弾けんばかりに含む旨味と独特の風味。


ソースを載せてまた一本、また一本と一気呵成に食べてしまう。
妙に旨そうにシュパーゲルを喰らうアジア人がいるなぁと思われたかもしれません(笑)。

コーヒーの香りに包まれて、空港へと向かうまでのひと時を過ごします。
「Dallmayr」のコーヒー、日本では髙島屋で取り扱いしているらしい。
老舗デリカテッセンが供するゆったりカフェ「Dallmayr(ダルマイヤー)」。

バイエルン王朝御用達として世界に知られ、きっとその歴史が信頼を裏付けてる。
今度は夕暮れ時のレストランへ、また山吹色のファサードを目指したいな。
「Dallmayr」
Dienerstraße 14-15,Downtown Munich [Map] 098-21350
http://www.dallmayr.de/
column/03200
本当にここはお勧めですよね~。私も今年の5月に日本からのお客様がいらしたとき同じものを食べました。ミニシュニッツェル付きや、生ハム付きなど、5人でヴァリエーションを選んだ記憶も。
店員さんも非常に熱心な対応ですし、味も良いし、場所も良いですしね。今回のお客様は既に2012年5月にまたここへ訪問するということで、私とツアー日程を組んであります(笑)。
ちなみにザルツブルク市内にもDallmayerの自動販売機コーヒーというのがあり、本店のコーヒーとは全く違うものの、なかなかリッチな自動販売機ですよ。
Re;seppさま
おおお、seppさん御用達の店でもあるのですね。
しかもその時季には同じものを (^_^ 。
昼下がりだったことあってか、とってもゆったりした空気が流れていたのが印象深いです。
給仕の女性も十分気を使ってくれましたし。
リッチな自動販売機まで、今度ご案内ください(笑)。