![bananacafe.jpg](https://ishouari.com/070922/bananacafe.jpg)
連れられるまま、市役所通りから公設市場方向に少し入ったところにあるバーに寄ってみました。
左手にバーカウンターがあり、右側にはソファを配したテーブル席になっている。
雰囲気は、如何にもリゾートのカフェバーといったところ。
でも、ゆったりしてガチャガチャしたところがなく、
なんだかとっぷりと落ち着けちゃいそうです。
まずは、「くばがさ」。
泡盛「宮の鶴」と豆乳を使ったカクテルで、豆乳とトッピングのココアの味が先行してきて妙に呑み易く、危険な感じ(笑)。
何故か「千葉のピーナッツ」をボリボリカジりながら、ね。
![bananacafe01.jpg](https://ishouari.com/070922/bananacafe01-thumb-245x326.jpg)
![bananacafe02.jpg](https://ishouari.com/070922/bananacafe02-thumb-245x326.jpg)
続けていただいた43度古酒「白百合」が、いい。
穀物っぽさと日向臭さが綯い交ぜになったような残り香が個性的なんだ。
調子にのって、花酒とタイトルした中にあった「与那国」に挑んでみました。
![bananacafe03.jpg](https://ishouari.com/070922/bananacafe03.jpg)
訊けば、「花酒」とは泡盛の製造過程で最初にできるお酒(蒸留のはんさき=花酒)のことだという。
つまり「はなたれ」と同じだね?と問うと「ちょと違う」という。同じだと思うんだけどなぁ。
いずれにしても、なんせ60度。
心地よくピリヒリっとさせながら胃の腑へ降りていくのが判って愉しい。
ただ、不思議な円さがあって意外や割と呑み易いのね。これもまた危険だ。
みんな、島酒「於茂登」とか熟成古酒「玉の露」なんかをどんどん呑んでいる。
大丈夫か明日、潜るのに(笑)。
「Banana Cafe」 石垣市大川269ー8 0980-88-7690
http://banana-cafe.net/
column/02372
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。