何度もその前を通りながら、
そして時には立ち止まってOL陣に占められた店内を覗き込んだりしながら、
一度もお邪魔することのなかったBistro「ぺるしぃ」。
「チョウシ屋」の並びと云えば分かりやすいでしょうか。
コックコートにチーフ帽子姿でにっこり笑顔のイラストが迎えてくれます。店頭の黒板には、「本日貸切」の文字。どうやらこの二月の土曜日は特別な日になっているようなのです。
テーブルについて、ふと見たカウンターの中の光景に椅子から転げ落ちそうになる。
何故って、シェフの柔和な笑顔がイラストにそっくりなんだもの(笑)。
タグを見れば、島根・隠岐の清幸丸
受け取るお皿がなにせ重い!
正面に鎮座するは、アーモンドの粉末とパセリの衣で香ばしく揚げた車エビ。
その左手には、房総産、貝殻にのった大蛤のクラムチャウダー。
肝の苦味がいいンだな。呑兵衛ごころに訴える(笑)。
ほらほら、黄色いお米がびっしりとヤリイカの中に詰まっていて、
下のソースを掬っていただけば、う~ん、うんまい。
クロロフィルとは青寄せのことだという。
切れ目をすっと押し開くと、中から現れるのはまさに青いペースト。
菠薐草のクリームソース的和え物が仕込まれていて、平目の身のほっこりとブイヤベースのソースと揃って陶然とさせる。
あ、そうそう、このお皿はブイヤベースです。
柚子のレアチーズに、87年のカルバトスの入ったチョコ、そしてイチゴアイス。ぺろっと食べちゃいます(笑)。
そして、レモンバーム、レモングラス、スペアミントのハーブティでゆるゆる。
うん、満足。ご馳走さまっ。
店名の「ぺるしぃ」は、”パセリ”という意味だそう。
「ひっそり目立たずにありながら、主役を引き立て、実はしっかり自己主張しているパセリのように、訪れる客の心の中に存在し続ける料理をつくりたい」。
店名「ぺるしぃ」には、そんな想いが、籠められているようです。
こいつぁ、他のお皿にもご挨拶しなくっちゃ、だ。
今宵のご同席多謝は、
「東京のむのむ」ののむのむさん&相方てくてくさん、「ひるどき日本ランチ日記」のtakapuさん、「Tokyo Diary」のromyさん でした。
ありがとうございました~。「ぺるしぃ」 中央区銀座3-11-8第6丸嘉ビル1F 03-3549-2835
column/02519




先日はどうもでした。
お店の場所的に、まさぴさんがこれまでいらしてないってのが不思議だったんですけど、そんなわけだったんですね(^^)
ぜひ、他のお皿にもお目にかかってください。
夜なら、「お任せ5皿」か、「おすすめ5皿」がオススメです。(日本語ムズカシー、笑)
Re;のむのむさま
ども。ありがとでした♪
ぬぬ、オマカセかオススメか?
オマカセするとオススメがでてくる、ワケではないのですな。謎だ(笑)。