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久松警察寄りのこんな裏道にも、ちょっと気になるお店がいくつも並んでいるのも人形町の懐深いところだいね。そんな中の一軒、「鳥長」さんでランチしてみました。コの字にカウンターの回る店内に入った途端、「とりあえず麦酒!」と云いたくなるような雰囲気に満ちています。お昼時は、「炭やき やき鳥丼」のみ。タタンタン、とリズム良く団扇を煽って炭のご機嫌を窺う様子が、いいね。そして、ごろんごろんとした正肉の向こうにつくねや葱、椎茸がのったどんぶり
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がやってきました。ベタついたり甘過ぎたりしない、サラッとしたタレがなかなかどうして悪くない。程よい炭火焼の香ばしさが、そこに添えられています。鶏スープがきっちりと供されるところも嬉しいやね。なかなか合点のいく焼き鳥のどんぶりに出会えていなかったけれど、何気に素直に腑に落ちる感じでいただけたのであります。焼鳥のラインナップに「釜めし」も気になる「人形町 鳥長」。夜は夜で賑わうんだろうね~。
「人形町 鳥長」 中央区日本橋人形町2-26-14 03-3664-9776
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。