一生に一度はお伊勢さん。
そうかそうなんだと、
名古屋で近鉄の特急に乗り換える。
列車は一路、伊勢・志摩方面へ。
降り立った伊勢市駅は、
なんだかゆったり長閑なそしてどこか凛とした気配。
路線バスに乗って、
伊勢神宮の内宮(ないくう)へと向かいます。
鳥居をくぐり、五十鈴川に架かる檜造りの宇治橋を渡ると、
いよいよ神々しい空気が増してくる。
玉砂利を踏みしめ、手水舎を経て、
さらに五十鈴川に臨む御手洗場(みたらし)で手を清めます。その先の階段下から見上げるのが、御正宮(ごしょうぐう)。
ふたたび宇治橋を渡り、おはらい町通りへ。
そこからそのまま「おかげ横丁」界隈へと闖入しよう。 「おかげ横丁」は、伊勢内宮前に設けた45店舗からなる、古き伊勢路の再現ゾーン。 お目当ては、名物「伊勢うどん」だ。
「おかげ横丁」の伊勢うどんの店といえば「ふくすけ」。 常夜燈の脇からその先に望むは、太鼓櫓。
ご注文は、「伊勢うどん」450円也。 札を受け取って縁台に腰掛け待っていると、 兄さんやお母さんが番号を叫んでくれます。
軽く混ぜてからそっと箸の上に載せて、ゆっくりと啜ってみる。
麺自体に甘さがあるような、そんな優しい食べ心地。
きっとスタンダードかつ代表的な伊勢うどんの店、 おかげ横丁「ふくすけ」。
「ふくすけ」 伊勢市宇治中之切町52 おかげ横町内 [Map] 0596-23-8807 http://www.okageyokocho.co.jp/
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