今やよく知られるようになった「石垣牛」に対して、
宮古島にも「宮古牛」と呼ぶ牛がいるらしい。
ならば、一度くらいは口にしておきたいと足を運んだのが、市場通りにある炭火焼肉酒房「炙り屋」。
島へ渡る直前にたまたま観たTV番組で、演歌歌手の小金沢が紹介していたっけ。サンダルを脱いで上がったフロアは、ありがちな硬質ガラス張りの床。
白い砂や貝殻、珊瑚などをその下に置いて、ブルーライトで照らしてる。
こういう演出にはやっぱりちょっと鼻白むよね(笑)。
こちらでと案内された左手の長テーブルには、排煙のためのフードが中央にひとつ。
奥側に先客がいて、長方形の焼き台で肉を焼いている。
あれれ?お隣さんと同じ網で焼くのかな?と不思議がっていたら、その横に沿わせるようにもう一台の焼き台が置かれました。
なるほど、ど真ん中に焼き台があるより、横手にある方がテーブルの使い勝手がいいのかもね。
“もも”と説明のある「シンタマ」はあっさりとした赤身で、溢れる脂たっぷりってなイメージのあるゲタもそんなイメージとは路線の違う上品さだ。
続いて届いた、「宮古牛スタミナユッケ」が旨い。
石垣島ラー油がけ、と補足してあって、辺銀さんの?と確認すると「そうです!」と云う。
じーんとくる赤身肉の旨味に、玉子の黄身のコクとラー油の風味がよく似合うのだ。
二の皿には、宮古牛「特上ロース」と限定品の「カイノミ」。
あっと云う間に満席になったところをみると、予約が必要のようですよ。
「炙り屋」 宮古島市平良字下里557 ゲンガビル4F [Map] 0980-73-1129
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