和食「まめや」もすぐの新富町郵便局信号。
その交差点から見つかる黄色いテントが、
カレーハウス「Aichiya」です。
向かい側からちょっと見上げれば、黒くくすんだ壁に緑青が浮かび、所謂看板建築の面影をみるかのよう。
元々の建物は随分古いものとお見受けします。
いつからのカレーショップなのでしょう。カウンターのオカアチャンが厨房の切り盛りをしていて、どこかおっとりしたオトーチャンが狭い通路側を行き来する。おふたりの関係は判らないけれど、「オカアチャンの店」であることはどうやら間違いなさそうな雰囲気です。
小海老や浅蜊の入ったカレーの上に均等に並んだ4つのカキフライ。
揚げたてあつあつのフライの衣はやや硬めで、カリッと。
やっぱりオカアチャンのお手製仕立てであるところが魅力なのだ。
下町な佇まいをみせる、新富のカレーハウス「Aichiya」。
訊けば、カレーショップを始めて、かれこれ9年になるのだそう。
テントに記された「Aichiya」の「A」が「∧」なので、果たしてホントに「Aichiya」でいいのか、オカアチャンに訊いてみた。
すると、「あいちや、よ~」「あら~、Aに読めないかしらね~」。
なぜに「あいちや」かというと、ここで量り売りのお菓子屋を興した先代が愛知出身だったから。
その後様々な商いを経て、今のカレーショップに辿り着いたのだそうです。
口関連記事:和食屋「まめや」で 満寿泉マテ貝いかワタ焼き金目ブイヤベース(09年01月)
「Aichiya」 中央区新富1-7-10 [Map]
column/02752 @1,200-




ここ、先日昼食の帰りに見てみたら、
今日からカキフライ始めますの張り紙が!
嬉しくなって写真を撮ってたら、中から
おばさんが顔を出し、怪訝そうな顔で
「なんですか?」と聴かれました。
ヤバいと思いつつ、カキフライの文字に
惹かれて写真を撮りましたと告白すると
表情が穏やかになりました。ほっ。
来週早速食べに行ってきますw
Re:puzzさま
オカアチャン、元気に活躍中ですか。出足ゆっくりめのお店もいよいよカキフライを出し始めたっつーことですね。