らぁめん「きらく」で 平笊繰って湯切りする懐かし系中華そば

kiraku.jpg新富町の裏通りにずっと気になるラーメン店の暖簾がありました。 白地に紅く「らぁめん」と標しただけの素っ気ない佇まいが、反って興味を惹いちゃう感じの。 このひる時ふと思い出して、そぼ降る雨の中、足を向けてみました。 ラーメンで「きらく」といえば、あの渋谷「喜楽」をすぐに思い浮かべるけれど、果たして関連があるのでしょうか。
カウンターに先客4名さま。 中華そばのお店にスタンダードな、「ちゃーしゅうめん」「わんたんめん」「野菜そば」「鳥そば」なんてあたりがラインナップ。「もやしそば」は、塩味とある。 基本形から覗いてみようと、壁に貼られた品書きから、「らぁめん」、そして「シューマイ」「小ライス」のセットものをお願いしました。 kiraku01.jpgオープンな厨房では、大振りな北京鍋がふつふつと沸いて、オヤジサンが平笊を繰ってちゃちゃっと湯切りする。そのスタイルだけでもう、ドンブリの方向感が窺えてきちゃうよね。 届いたドンブリを覗いてにんまり。kiraku02.jpgイメージした通りの懐かし系中華そばなんだもの。 鶏ガラ、野菜系統のスープもかん水がふっと匂う縮れ麺も、少しぱさついたチャーシューも。 ぐにょんとした食べ口のシュウマイも、ずっとこの仕立てなんだろな。kiraku03.jpgそれでいいンだよねって、なんだかそんな気持ちになってくる。 どうやら渋谷「喜楽」との直截な繋がりはなさそうならあめん「きらく」。kiraku04.jpgいつかへろへろに二日酔いで、汁モノ絶対な事態の時に、またお世話になろうかな(笑)。 口関連記事:中華 「喜楽」 でもやしワンタン麺に回顧する(03年12月)
「きらく」 中央区新富1-16−4新富町佐藤ビル 03-3553-2426
column/02553

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