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らぁめん「醤道」で 醤屋の名残りと進化を示す三本立て道・金・白
新幹線の高架を見上げる環七沿いのラーメン店と云えば、空かさず「醤屋!」と思い出す。
見極めるように醤油あれこれに焦点を当てて、黒、紫、白と三種の醤油ラーメンを繰り出していた。
粗みじんの玉葱を薬味にするアイデアに感心したことをよく覚えています。
車で前を通っても雰囲気変わらないままそこにあるので、変わらず頑張っているのだなと思い込んでいた時期も正直あったのだけれど(笑)、とうに「醤屋」ではなく、「醤道」となっている。
禅譲するように移行したようにも映る「醤道」に改めて通ってみました。
店内の様子も朧な記憶では、従前と同じもの。
「醤屋」の三本立てに倣うかのように揃えたメニューが、「道」「金」「白」。
まずは、「道」をいただきます。
Wスープの和の味、とあるので、「元禄花かつお粉」はどうかなとトッピング。脂十分のしっかりボディを和出汁が支え、エッジの利いたパキパキとした表情が軽快な麺との相性も悪くない。
花かつお粉はいい選択だっただなとほくそ笑んで(笑)、ズルズル。
うん、いいンでないの。
白醤油の「白」には「岩のり」かなとトッピング。淡い上品な味、と謳っているけれど、
なかなかどうして豊かな旨味を湛えたスープの力感が心地いい。
随分前に「醤屋」でいただいた「白」と味わいの印象が一致するのは、基本的なところを「醤屋」の「白」レシピで作っているのかもしれないな。
「岩のり」はいい選択だったなと再びほくそ笑む(笑)。
この「白」が一番好みかなぁ。
こってりとしたブレンド醤油、と謳うのが「金」。コッテリ系には「桂花」の「太肉麺」よろしくと、「金豚」に「キャベツ」のトッピングを添えてみます。
過剰にならないコッテリボディを柔らかく力強く醤油味が支えている感じ。
レンゲから啜る度に、「おほっ」と思わせるのは、なんだかニクイぞぃ。
環七の向かいから眺めるファサードは、やっぱり「醤屋」の名残りありありならぁめん「醤道」。「道」「金」「白」、それぞれがそれぞれにいい。
迷うだけ迷って気分で選ぶ、ってのが正解なんだろな(笑)。
口関連記事:
らーめん「醤屋」 で黒紫白からうすくち醤油の白玉葱みじん切り(02年11月)
「醤道」 大田区南馬込1-10-5-101 [Map] 03-5742-8388
ここは、家から至近距離なのです。
普段体の為にラーメンは控えていますが、こちらは油ぎとぎと
系ではなく品のある美味しさが伝わってくるのでよく来ます。
いつも頂くのは「道」です。鰹を感じる熱いスープとつるつる
喉越しの麺と玉ねぎと焦がしねぎが絶妙で良いです。
ところで、先日旗の台の「慶香居酒家」へ、はしごの2軒目で
行ってきました。¥1200のセット(ビール+料理2品)
頼んだんですけど、麻辣鶏絲は、スパイシーでビール何杯も
いけそうでした。期待して、締めに四川風麻婆丼頼んだので
すが、それ程辛くなく、ちょっと残念でした。
Re;fatricefarmさま
ボクも塩分摂り過ぎやらなにやらを慮って、間を空けるようにしています。特に呑んだ挙句のラーメンは原則禁止を継続中。原則ですけどね(笑)。
「醤道」は、無化調とは謳ってないけど、すっきりしたトーンの出汁味に自家製麺がよく馴染んでなかなかですよね。
おー、赤いお店の「慶香居酒家」。
余り見慣れない食材もちょこちょこあって、現地っぽさがきになるお店です。
あ、いや、でも、辛さはほどよい感じがよろしいかと(笑)。