フリではやっぱり二丁目店には入れず、 試しに一丁目のこちらの暖簾を伺ってみると、 お、店奥のテーブルの半分に空きを発見。 おばちゃんの手招きを頂戴しました。 「白鶴」の銘も入った暖簾は、「三州屋」銀座店。 もっとも、二丁目の「三州屋」の看板にも同じく、”銀座店”とあるンですけどね。

麦酒とともにまず「ぶり大根煮」。 そして定番「鳥豆腐」。 さらっとしながら出汁の利いたツユに煮含まれていて、人気の由来が窺えます。 「三州屋」といえば「かきフライ」も即連想するところ。 ところがこの日の「かきフライ」は、どこかピントの合わない食べ口でちょっと？マーク。衣が弱い感じもする。う～む。
お燗をいただいて、「しまあじ刺身」「むつあら煮」「里芋唐揚」。

そういえば、冒頭にお願いしていた「シシャモ」がまだ届いていないのに気がついた。

「おかあさん、シシャモは？」と訊くと、「あ、はいはい」。 で、すぐ卓上へ。 注文が通っていなかった訳ではないとすると、そのあたりに放置されてたンだったりして？なんて笑いながら齧れば、案の定すっかり冷えている。おそらく本シシャモでないことに拘りはないのだけれど、う～む。 このあたりが、熱気ある二丁目とそうでもない一丁目の差異になっているのかもしれませんね。
&#8801今宵のご同席多謝の御仁は、「くにろく 東京たべある記」のくにさん と「東京のむのむ」ののむのむさん。ありがとうございました。
「三州屋」銀座一丁目店　中央区銀座１－６－１５　03-3561-7718