牛汁牛そば「新垣食堂」で エキスひたひた牛そば牧場直営食堂

那覇から飛んで石垣島へ。
降り立ったのは、懐かしき石垣空港ではなくて、この3月に開港した新空港だ。
開港を記念してJTAが就航した「南西航空」塗装機体を眺めながら、そのずっと先に白保の海を臨むロータリーに立つ。
本島の街とはやっぱりどこか違う空気に包まれます。

そのままダイビング船の待つ港へというのも手なのだけど、
久々にのんびり島一周してみようと車を借りる。
白保地区を抜けて国道390号を北へと向かいます。

まず寄り道したのが玉取崎展望台。 アイスキャンデーを売るオヤジさんの、
三線の音色を耳に小高い丘への小道。
そよそよと風の抜ける展望台からは、
伊原間(いばるま)のくびれを挟んで、
左に太平洋、右に東シナ海が見渡せる。
心地よさにぼーっと佇んでしまいます(^^)。

玉取崎展望台から眺めていた、
伊原間の集落に立つバス停前。 「新垣食堂」の開店時間、
11時半はもうすぐだ。

準備中の木札が営業中に裏返る。 手前にテーブル席があり、
奥に小上がりがあるスタイルに、
沖縄本島の「山原そば」を思い出します。

牛さんのお顔と共に”当店牧場産”を明示する脇に、
お品書き三本立てが掲げられてる。 「牛汁(ライス付き)」に「牛そば」、
そして何故か「カレーライス」。
「牛汁ライス」も激しく気になりつつ、
「牛そば」の「小」をお願いします。

普通サイズと思しきどんぶりにお肉たっぷし。
麺が見えなくて、もしや「牛汁」かと一瞬訝るも、
麺の一角を目にして合点する。 しっかりした出汁に牛の旨味エキスがひたひたと。
きっと牛骨もフィーチャーしてることでしょう。

麺はといえば、
ある意味当然の丸い断面の八重山そば仕様。 こんな力強いスープにもすんなりとマッチして、いい。
どこの製麺所の麺かしらん。

石垣島北部のくびれ、伊原間集落に、
「新垣食堂(あらかきしょくどう)」はある。 黒毛和牛の新垣牧場直営の食堂で今度は、
「牛汁」ライスがいただきとうございます。

「新垣食堂」
石垣市伊原間59 [Map]
0980-89-2550

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