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そんなことはさて置き(笑)。 街路樹の花を見上げつつ、そのままくすのき台の信号を通り抜けます。 所沢陸橋に通じる街道の手前で左手の脇道を覗くとやっぱり、 忽然とちょっとした行列がある。
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排気ファンを避けて列に並び、程なく。 暖簾の中のひととなります。
覗き込んだ厨房は、湯気の白。
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ご注文は勿論、「肉汁うどん」! 悩ましいのは、”なんエルでイクか”であります。 知ってる人は当然のように知っている”Lエル”とは、うどんの盛りの単位。 簡単に云うと追加のうどん玉1玉分が1L相当。 5玉の3Lが一人前相当とされていて、基準となる。 1玉増しの4Lくらいを「のり」増しでお願いしましょうか。
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竹を輪切りした器が、ここ「涼太郎」の肉汁の表情のひとつ。
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漆塗り風うどん鉢に収まったうどんは、やや幅広なタイプ。
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「涼太郎」には、”ダブル”という注文もできる。 ってことでまた、別の昼下がり(笑)。
“ダブル”というのはつまり、肉汁とミニカレー汁のダブルつけ汁ってこと。
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試しにと訊いてみて実現したのが、肉汁への”肉増し”。
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そんなバラ肉をたっぷり添えて、ひと頻り粉の風味を啜ったら、 今度はカレー汁の出番となる。 隣でこんなカレー汁を啜られようものなら、その衝動抑え難し。 濃度から十二分にうどんに載っかって、滴るカレー汁。
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武蔵野うどん「きくや」直営、手打ちうどん「涼太郎」。
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「涼太郎」 所沢市くすのき台3-14-4 04-2993-8877
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