column/01699 reprise01 @1,700-
シチューハウス「elbe」で シチュービーフ&タン日本酒使いを知る
歌舞伎座のすぐ裏で、密かな人気を博していたシチューの店「エルベ」。
ステーキ「雄」並びの店舗は既に閉じていて、移転のお知らせがずっと貼られています。
「エルベ」が移ったのは、すぐ近くのマガジンハウス裏手。
そう、「GINZA CURRY HOUSE 1/3」があった場所。
4月の移転以来気になりつつも、新店舗にお邪魔するのが寒さも馴染んだ頃になってしまいました。
シチューにはちょうどいいか(笑)。ほぼ居抜きの装い。
入口廻りに置かれたステンレスの岡持ちが、移転前の小じんまりしたお店の残り香を思わせます。
黒板を前に腕組み考えるは、「ビーフ」「野菜」「えび」「貝柱」「ミックス」、そして「タン」。
どれにしようかな、うん、やっぱり、ということでビーフとタンの「ミックス」をお願いしたところで、店内が妙にザワザワし始める。
なんだろ?と思っていると、おねえさんがこう声を掛けてきた。
「これから日テレのみのもんたさんの番組の生中継が入ります。しばらくバタバタしますが、申し訳ありません。ご協力ください。」
へー、である(笑)。
すると、レポーターらしき女性にカメラ、照明などのスタッフがどどどと入って、
中継を始めた。
如何にも説明声高口調のレポーターの声を生で聞くのは、なんだか可笑しい。
クルーが厨房からテーブル席に移ったところで、お願いしていた「ミックス」が届きました。ふつふつと沸いているシチューに顔を出すビーフ&タン。
はふはふしながら啜るシチューからは真っ直ぐな旨味と軽妙なコクとほの酸味と。
そこへ、レポーターの「日本酒を使っているから云々」という台詞が聞こえてきた。
へー、そうなンだ(笑)。
うん、でも、こうしてベタつかず、沁み入るようにしっくりと旨いのは、日本酒を活かしてるって聞くととっても合点のいく気がする。
そして、それぞれに風味は違えど、柔らかく煮付けたビーフがタンが褐色のシズル。いいね、いいね。
ちなみに他の具材はどうだろうと、うらを返してみた。「貝柱」と比べると、断然「ミックス」の魅力が浮き彫りになる。
値が張るけど、「エルベ」に来たらやっぱり「タン」か「ミックス」か、
もしくは「ビーフ」とするのが順当のようで。
あの、小じんまりとしてどこかほんわかした移転前の店を懐かしく思い出す。
古びたシチューのお店、って感じがよかったンだよね。居抜きながらも、今は垢抜けちゃった装いの「エルベ」。
キャパを増やした分お客さんも入っているので、まずは移転成功!といったところでしょう。
口関連記事:
シチューの店「エルベ」で さらりとしっかり旨味のビーフシチュー(05年11月)
カレーハウス「GINZA CURRY HOUSE 1/3」で カツカレー(06年04月)
「elbe」 中央区銀座3-13-17 山田ビル1F [Map] 03-3541-2050
新しくなってからまだ行ってないんですよね。
外から見てもおばちゃん達がいなさそうなので、
雰囲気は変わったが明らかだけど、
ごはんが進むシチューそのものは同じみたい?
でもTVで放映されたらまた少し待たないと…
Re:ロレンスさま
うん、あのおばちゃんたちのいる様子も含めての「エルベ」だった印象がある。
味わいはそう変わってないかな。
お安くないはのに、そこそこテーブルが埋まっているのは「エルベ」ファンが少なくないってことなんだねー。
こんにちは。
エルベさんは、移転したからまだ行ってないんですが、
おされな外観にちょっとびっくりですぅ!
私は、ミックス+たまごが大好き!!
ご飯はおかわり3杯が基本です!
最後に大事に取っておいた(貧乏臭い・・・)たまごとシチューをオンザライスでかっ込むのが幸せです♪
Re:つぶさま
やっぱり、「エルベ」に抱いてたイメージってありますよねー。
そうそう、両日とも玉子お願いするの忘れちゃってて、土鍋が届いてから、は!玉子!って(泣笑)。
鍋にゴハン投入、ってのも常道になってるみたいです。