数寄屋通りでいわし料理をいただいた帰り道。
開店を祝う花輪に店先を飾ったお店を目に留めました。
見上げる木看板には、「銀座 あなご屋」とある。
三原橋の「はかりめ」とか日本橋「玉ゐ」が脳裏にすっと浮かんでくる。
いいかもねと翌日、足を向けてみました。
訊けば、開店二日目だという(8/25開店)。
すると、kisakoさんや超神田っ子さんは開店日早々に突撃していたんだね。まだ建材の匂いがしそうなほど、如何にも新装な店内に先客が数名。
厨房前のカウンターへ案内されました。カウンター右手には水槽が置かれていて、赤みを帯びた穴子が折り重なるように蜷局を巻いています。
「お昼の献立」から筆頭の穴子メニュー「あなごまむし飯」を。たった10食の限定メニューだ。
届いたお膳の飯椀の蓋を開けると、
ほぼ四角く刻まれた穴子がご飯の中央に寄り添うように盛られている。
麗しいテリを魅せている穴子の身。
でもなんだかお上品な印象を受けるのは何故かなぁ。
夜メニューには、「薄造り」「白焼」「つけ焼」に「天麩羅」「南蛮漬け」「肝山椒煮」「小鍋仕立て柳川風」と活きあなごのレパートリーが並ぶ。そして、日本酒に合いそうな酒肴・珍味の勘所も悪くない。
でもやっぱり、キラーコンテンツとすべきは「あなごまむし飯」なのでしょうね。
口関連記事:
あなご燗酒「はかりめ」で はかりめ丼の紅と白(05年06月)
あなご専門店「日本橋 玉ゐ」で 箱めし小箱穴子の焼き上げ(06年06月)
割烹「いわしや」で 磯揚定食の黒いヤツもっと魚を食べなくちゃ(08年08月)
「あなご屋」 中央区銀座7-2-8 03-6913-6653
column/02677 @1,300-



まさぴさんもお上品な(^^;; あなごまむし飯を
食べたのですね。
うはは、ときめきに乏しい。
私はつばきやさんも行ったことがあるのですが、
ちょっとギャップがありました。
なんか微妙なお店ですね。
リンク&TBいただいてありがとうございます。
あれ~? 私が行った時の7切れより多いですねー。
おかしいなぁ、全く同じものの筈なのに。
やっぱり、そうなんですよね、一人桶が値段的にも
本物っぽい感じなのですが、あれを食べた後に、
とても確認するモチベーションはなかったです。
Re;Kisakoさま
妙な比較なしに素直に味わえば、へー面白いぃ、ってとこかもしれませんけどね。
どこかのコンサルを使ったのだとすると、そちらの戦略にやや難があったのかも、なんて考えちゃいました(あは)。
Re;超神田っ子さま
目の前で盛り込んでいたので眺めていたら、焼いてあった数切れの身も炙りなおして、足してたよ。
いずれにしても、なん切れあるか数えたくなっちゃう状態はよろしくないようで(笑)。