column/02047
本格焼酎・地酒いろいろ「AROMA DINING」
晴海通りから並木通りに入ってすぐの、三笠会館向かいの雑居ビル。2階に上がったエレベーターのドアが開いたところが既に「AROMA DINING」の店内です。カジュアルなフレンチのお店を居抜きで借りているかのようなモダンテイストの設え。余計なもののない、どこかガランとした印象も残ります。奥左手のカウンターへ。ランチメニューは、5種類の手延べうどんと本日のスペシャルを含めた10種以上のおかずご飯からそれぞれをチョイスして組み合わせるもの。あれこれ迷ってから、温かいつけ汁のざる盛りうどん「スパイシーカレー」とご飯付きの「生カキのバター焼き」を選んでみました。乾麺を湯掻く所為か、あれ?と思う間のある時間を経て、うどんが届きます。細麺なりのしっかりとしたコシツキと濃い風味の五島うどんに対して、カレーのつけ汁がちと弱いのが残念だ。スパイシーでもなく、かといって出汁味がうどんを纏う感じでもないんだ。うむ。そのままつけ汁を飲めてしまったので、甘汁用の仕立てに近かったのかもしれないなぁと思っているところへ、そのつけ汁を割るための湯が届く。あ、飲んじゃいましたか、と女将。はいもう、飲んじゃいました(苦笑)。またちょっと間があってから、ご飯とカキのお皿がやってきました。カキが敷いている汁ごと、えいっとご飯にのっけていただきます。あ、ああ。うまいじゃんか~。周囲を香ばしく包んだバターの風味と閉じ込められていた牡蠣の旨味がマリアージュ(笑)。素朴な見た目を裏切るサプライズな逸品だぁ。これにラフランスのシャーベットがついて、壱千円也。つけ汁に難があったけど、トータル満足のランチでありました。ビル1階に貼られていた鉛筆書きのメニューを改めてみると、”元「吟丸」”とある。「吟丸」の移転展開ということなのでしょうか。
あ、気がついたら、takapuさんと同じ選択になってました~。
「AROMA DINING」 中央区銀座5-4-5与板屋ビル2F 03-3571-0177