今日のお昼は、清澄庭園から現代美術館方面へと抜ける深川江戸資料館通りにしっかと下町の風情を与えている「日吉屋」さんで。たたきに並べられたテーブル席に空きはなく、ずんと高みに上がってしまう奥の座敷へと案内されました。多少の歪みはなんのその。旧来のままの設えが明るい初秋の陽射しにほのぼのと映えています。「元祖江戸時代の深川丼(小そば付き)」という献立がある。気になるよね~。醤油かはたまた味噌仕立てか。ちっちゃいそばがついてるのもニクイ。ううう、迷うぞ。ふと、蕎麦屋では蕎麦を喰え、って当たり前っちゃ当たり前の科白が脳裏を過ぎった。うん、そやね、とひとりごちして、二八の「おろしそば」をいただくことにしました。清々しくも嬉しいのは、そのたっぷりした盛り。隣の兄ちゃんが頼んだ「おおもり」なんて、大きなひら皿に笑っちゃうくらいこんもり大盛りだ。そして、「おろしそば」には、1本の辛味大根が添えられてきます。20cm以上はある大根、1本まるまるcolumn/01976


