![chako.jpg](https://ishouari.com/060905/chako.jpg)
入口周りをリニューアルした「Chako」は、店内もモダンに改装されていました。「Chako」の”核”だった炭火の暖炉も設え直されて、さらに硝子でパーテションされています。焼いている様子をデモするところは変わっていないね。ハンバーグかステーキか。ちょっと迷って、「チャコ風ハンバーグランチ」をいただくことにしました。ステンレスの銀皿に盛られたハンバーグは、外周がしっかりとしていて、その表面には網状の焼き目がくっきりとついています。肉汁が零れないような工夫が施されているのかな。すっとナイフを入れると、肉汁滴るというよりは、赤身肉メインのパテを思わす切り口です。まずはそのまま口へ
![](https://ishouari.com/060905/chako01-thumb.jpg)
。素朴な味わいに、やはりひと味足すべしと、卓上の「蔵出し」と記された醤油注しからちょんちょんと醤油を垂らしてみます。すると一挙に肉の旨味が咲いたようになる。チャコ風の妙は、この蔵出し醤油にもあるかもしれないね。今度は再び夜の部で、赤ワインで肉厚ステーキを食べたいなっと。
「Chako」銀座 中央区銀座3-14-10 第一恒産ビルB1 03-3542-1828
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。