column/01822
韓国煮鶏料理「鳳雛チムタク」
パルコパート3の前から少し井の頭通りに下ったあたりのビル3階に「鳳雛チムタク」はありました。韓国チックをモダンに処理するとこんな感じになるのね、という内装は落ち着いていて居心地は悪くない。スクリーン越しのテーブルからは、上機嫌に交わされている韓国語が漏れ聞こえてくる。早速、目的の「チムタク」半羽にご飯セット、スープなどをお願いしました。男1.5人前という半羽のお皿には、鶏のぶつ切りの肉塊をはじめ、じゃがいも、にんじん、玉葱、ほうれん草などがドコドコと盛り込まれています。唐辛子に大蒜が利いていつつ甘さのバランスもよいタレの味をしっかり染み込ませている鶏が、ウマイ。骨を避けながらしゃぶりながらどんどんと食べれてしまいます。ご飯になんともよく合う。じゃがいものほっこりで小休止するころには汗がどどっと流れてくるけど、例の辛いものを食べるときの陶酔モードに入っていて、ずり落ちるメガネも二の次だ。太めの春雨はびろーんと長いのでハサミでところどころ切ってから啜るようになっています。これまたご飯が食べれてしまう。いやはや、辛いけどうまい、が段々分かるようになってきたぞ、っと。
「鳳雛チムタク」 渋谷区宇田川町13-16コクサイビル3F 03-5784-6981