専門スポット「カレーうどん革新ラボ」で カレーうどんあれやこれや

currylabo.jpgベルビア館定点観測中ののむのむさんが、ランチ時に頭上のサインプレートを差し替えている現場に出くわしたという。 新たになったアクリルには、「カレーうどん100年革新プロジェクト」。 東京タワーにあるあの店とはどうやら関係なさそうだなぁと思うところに、なんと我等が愛Bリーグ事務局長がプロジェクトメンバーのひとりとして参画しているそうじゃぁありませんか。 メンバーには、うどん研究家 蓮見壽さんや「デリー」田中社長の名前もある。 一体どんなことになっているのでしょう。気になります。
プレオープンのところで、ちょっとお先にみんなでカレーうどん啜りません?ってな感じで集まった、ベルビア館の地階。 そこは煉瓦を壁に、どんなお店にも変身しそうな、そんな設えの地階フロア。 以前ココになにがあったかは、のむのむさんに訊いてみましょう(笑)。 currylabo01.jpgフロアは、核店舗の「游喜庵」とサブ店舗の「革新庵」とにゾーンが分かれていて、それぞれにメニューがある。 さあ、なにから注文もうかということで、 まずは、「游喜庵」メニューから選んでみる。 とは云っても、ほとんど全部なのですけど(笑)。 テーブルには既に、カレー汁飛び撥ね対応用の紙エプロンは用意されている。 でもね、ここ「革新ラボ」には、撥ねなんか気にせずカレーうどんをもっと気の向くままに思う存分啜りたい諸兄淑女のために、別のコスチュームも準備してある。 やっぱり色は黄色だよねと笑いながらモデルさん(?)が身に着けたそれは、カレー汁からほぼ全身を防護するもの。currylabo02.jpgつまりは、クリーンルームとかで着用するようなヤツなんだけど、これ着てカレーうどんする絵というのもなかなか愉しいぞ。 同じ不織布の帽子なんかもあれば、完璧だね(笑)。 と、そこへお願いしていたドンブリたちがやってきた。 currylabo03.jpg一気に5つのどんぶりが並んで、テーブルは壮観だ。 まず真っ先に目を惹いたのは、舞茸と獅子唐を載せた「キーマカレーうどん」。 currylabo04.jpgcurrylabo05.jpg ご存知インドカレーの名店「デリー」のスパイシーなキーマとつゅるんとしたうどんの出逢い。 さささと掻き混ぜれば、ますます涎を誘い、慌てて啜れば、なははは、疑いもなく、旨い。 小さなご飯にそのキーマをちょいのせしてひと口すれば、カレーうどんとしての美味しさと相乗して満足度が倍加します。currylabo06.jpg 「デリー」発でのもう一杯は、 「カシミール」をベースにした「ガラマーチャうどん」。currylabo07.jpgまだまだオトナになり切れず、「デリー」の「カシミール」にはハードル高さを思っていたのだけど、和風出汁と合わせていることで辛さの加減も利いていて、挑むような気構えのいらないままカシミール独特の風味を愉しめた。 昔ながらが漂うようなカレーうどんがいいなぁという方には、「和風カレーうどん」か「マイル和風カレーうどん」。 currylabo08.jpgcurrylabo09.jpg カレーうどんに生クリームとあればどうしても「古奈屋」チックなお味を想像するところ、和出汁の旨みがさりげなくも深くスパイシーさをやや控えた、優しい美味しさ。子供にもウケるんじゃないかな。 currylabo10.jpg 今度は、プロジェクトの認定店がオリジナルメニューを展開する「革新庵」のメニューからいってみよー。 こちらでやっぱり目を奪うのは、蓮見さんやっちゃいましたねー(笑)の「カツカレーうどん」。currylabo11.jpgうどんの白がチラ見えしてなければ、まさにそのままカツカレーと疑わぬお姿。 でも、カレーのかかったカツとうどんとの組み合わせに違和感がないのは何故でしょう。 ひよこ豆の粉を揚げ玉にした「牛すじカレーうどん」やらーめん「むつみ屋」発の「カレーつけ麺うどん」も面白い。 currylabo12.jpgcurrylabo13.jpg 「カレーつけ麺うどん」の旨み濃厚なつけスープも、ご飯にちょろっとのっけて食べてふむふむ、うどんを浸して啜ってふむふむ、なんてするのもいい。 「革新らぼ」では、定番メニューに載っていないカレーうどんもあって、 currylabo14.jpgcurrylabo15.jpg それは例えば、丁寧に焦がした小麦粉を想像させる「黒カレーうどん」だったり、女性におススメの「豆乳冷製サラダカレーうどん」なんてどんぶりもあるので、手元のメニューばかりでなくて壁のボードなんかもチェックした方がいいみたい。 currylabo16.jpg ちょこちょこ小さな器でいただいていたご飯は、長粒米にも見えたちょっと長手のもの。 訊けば、「華麗舞」と呼ぶ、カレーのために開発されたお米なんだと云う。 リーフレットには、タイ米なんかに代表される長粒のインディカ米とジャポニカ米の特長を併せもったお米だとあります。

カレーうどんが日本全国に広まって100年を機にと発足した「カレーうどん革新プロジェクト」が贈る、日本初の”カレーうどん専門スポット”、「カレーうどん革新ラボ」が期間限定で開場中。currylabo17.jpg勿論ひとりメシでもいいけれど、色々なタイプのカレーうどんが集結した此処には是非、仲間と一緒にテーブルを囲んで、ドンブリあれこれをシェアして意見交換するのが愉しいと思います。 あ、そうそう、周年でカレーうどんと云えば、五反田のカレーライスの名店「うどん」が祝・10周年。 ご存知の通り、うどんは置いてないカレー専門店にして「うどん」という店名の「うどん」なんだけど、10周年記念貸切限定メニューがなんと「カレーうどん」!! 嗚呼、参画できないのがとても残念で口惜しゅうございます(大泣き)。


「カレーうどん革新ラボ」(期間限定) 中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館B1[Map] http://curryudon.jp/
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