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シチュー専門店「銀之塔」で 煮え滾る土鍋シチューご飯お代わり
ずっとずっと気になりつつ敷居の高かった「銀之塔」へ行っちゃいました。
洋食屋のつもりでいたら、迎えてくれたのは紺色の暖簾。
小上がりがを脇目に奥へと案内された席の脇には、障子が設えられていました。
1955年創業という「銀之塔」の店内は、ノスタルジックな味わいを感じさせます。
歌舞伎座の近くという立地ゆえか、代々の歌舞伎役者の贔屓筋となっているらしいンだ。早速「シチュー」を。
「ビーフ」「ヤサイ」「ミックス」の中から「ミックス」を選びました。
グツグツと煮え滾る土鍋に入ったシチュー。まずはひと口舐めてみる。
ほうほう、コクも旨味もたっぷりとしていながらすーっと解けていくようなソースだ。
すぐさまご飯が欲しくなる。
ビーフはといえば、レンゲの先でも切れてしまう程に柔らかい。
ソースとともにご飯にのっけて、掻き込む。
ヤサイものせては、また掻き込む。
で、結局ご飯を2回お代りしてしまった。
うむ、満足。
帰り際にタンにも思えた肉の部位を尋ねると、バラ肉だという。
手に入り難いであろうタンを使っていれば「タン・シチュー」と云うだろうから、その通りなんだろうけど、ホント、タンみたいな食感なんです。
「銀之塔」本館 中央区銀座4-13-6 [Map] 03-3541-6395 http://www.ginnotou.shop-site.jp/