5月7日はなんの日だか知ってます?
そのまま読めば、ゴナの日。
もしかして、コナ?
そう、
日本コナモン協会によれば、
5月7日は「コナモンの日」なんだそうです。
コナモンの日に肖って何をいただこうかと腕を組んですぐに思い浮かんだのが、いっつもその前を通りながら一度も口にしたことのなかった「築地 銀だこ」のたこ焼きでありました。
受付風に開け放たれた硝子戸の脇に用意されたメニューには、「たこ焼」「ねぎだこ」「てりたまマヨネーズ」と三種の絵柄が並びます。
ま、初めてなので、基本形と思しき「たこ焼」をドリンクつきでと兄ぃちゃんに声を掛けます。
路上の縁台に足を投げ出して、パッケージを開き、特製のマヨネーズをたこ焼きの上に捻り出して、パクッと頬張る。
薄いのにしっかりクリスピーな外皮を感じたそのすぐあとにとろろんとクリーミーな中身が追い掛け、そこへタコのきゅっとした歯応えと風味が重なる。
ソースとマヨネーズと青海苔と削り節がつくるジャンクにズルい味わいもどこか洗練されている気がする。
ふううん、なかなかやるじゃんと思いながら、添えてくれたウーロン茶をみてニンマリ。
「銀だこ」オリジナルキャラクターの「たこぼ~」がパッケージされていて、そのすっとぼけ顔がいい(笑)。
時には行列を作る「築地 銀だこ」。
どうやらその出自に”築地”は直接関係ない模様。
群馬の創業で、本社は桐生だし、東京の1号店は中野界隈であるらしい。
にもかかわらず敢えて、築地魚河岸、築地市場の活気を忽ち連想させる”築地”という言葉を店名に冠したことが、どれほど「銀だこ」のイメージに寄与したか。
なんだか威を借りちゃった感じのその是非が気にならなくはないものの、ただあたまに“築地”と冠せばなんでも売れるつーもんでもないしね。
一方、「銀だこ」の“銀”がなにかと云うと、どうやら銀座の“銀”らしい。
東銀座の店舗を銀座本店としているのは、そのあたりを背景にしているようだけど、なんでたこ焼きに銀座の“銀”なんだろね。
「築地 銀だこ」中延店 品川区中延4-6-1 03-3783-6709
http://www.gindaco.com/
column/02596
ふ~ん、築地とは全然関係ないんですか。
でも、ここの銀だこは続いていますなぁ
それなりに売れているってことですね。
この前の餃子店は短命でしたからね。。。
Re;ロレンスさま
少なくとも、築地で発祥したってことではなさそうですー。
あー、云われてみれば餃子のお店があったような、曖昧ながらそんな光景が浮びました。
ってことは、中華系が三軒並んでたンですね~。
あ、「でびっと」の前も中華料理屋だったのも思い出しました(あは)。
築地発祥ではありませんが、十年程前、築地場外に直営店がありました。
店はいつもガラガラ。しかし、ネーミング故の苦肉の策だったのでしょう。
Re;中央区民さま
コメントありがとうございます。
そう聞いてみると、場外に一時あったような、そんな光景を見たような気もします。
でもやっぱり、マーケティングチックな、ネーミング先にありき、の匂いがしますですね~(笑)。