麻布十番通りから「あべちゃん」の脇を入ったところにある、
「五臓六腑」へお邪魔。
見上げれば、
路地に似合わぬサイズの文字サインが辺りを照らしていました。
さてさて、五臓六腑のうちのどこまでをいただくことができるでしょうか(笑)。
2階のテーブル席へ。
エビスをグイとして、「刺身盛り合わせ」に臨みます。
センマイ、カルビ、馬の舌、馬の胸肉、そして馬のレバーの盛り合わせ。蕩けるカルビ、牛とは食感の違う馬のタン、イベリコ豚の生ハムのような胸肉。清冽な味わいのレバーと、早速唸るような展開みせてくれました。
続いて焼き物。大腸、小腸、赤センマイ(牛の第四胃袋)などの「ホルモンセット」。
焼いてるうちにどれがどこだか分からなくなるけど(笑)、コラーゲンの塊のようにふるふるとして、脂が落ちるにつれ、小さくなっていくのも面白い。牛の「丸腸」も同様に、じゅんとした脂が旨い。一方、牛の気管「ウルテ」は、細かく包丁が入れられてあってなおゴリゴリとした食感で思わず笑ってしまう。
そして、「ハラミセット」には、豚はらみ、カクマク、サガリが並ぶ。
どれをとっても鮮度を感じさせるラインナップが目白押し。流石、肉の卸売りを本業とするお店だね。
マヨネーズと胡麻の入った辛味タレでいただく「イカチヂミ」もこれまた旨い。
お供は、「島美人」「八重桜」「山元」。
久々に中洲の地を踏みたい気分になってきました。
「五臓六腑」麻布十番店 港区麻布十番2-1-11 03-3451-7001
http://www.gozouroppu.co.jp/
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