フレンチからのワンプレート「ラ・ソース 古賀」で ソースキュリー

lasauce.jpg遅ればせながら、 話題の「ラ・ソース古賀」銀座を訪ねました。 「シェ・イノ」の井上旭シェフの右腕として活躍したという古賀義英シェフが、自身の店・代々木上原のフレンチ「コム・シェ・ヴ」裏メニューを展開する店をプロデュースしたものだという「ラ・ソース古賀」。 基幹店の一部メニューをカジュアルに仕立てたパイロット店の展開は、八重洲北口の「Kitchen Street」の各店をも彷彿とさせます。

台風の影響を思わせる雨の所為か、 ピーク時と思われる時間帯にもかかわず、空席が目立つカウンター中程へ。 「ソース・キュリー」に「チキン」のトッピングをお願いしました。

ラタトゥイユの小皿が前菜として届いてすぐ、 チキンを別のポットにして「ソース・キュリー」のお皿が届く。lasauce01.jpg別々にしなくても~と思いながらチキンを投入して、 スープ状のカレーとライスを掬って口に運びます。

例えば「入きん」のそれと較べて、 野菜の甘さが立つ一方でお肉の旨味は抑え目な印象がする。 ほろほろに柔らかいチキンを解しながら食べ進む。 うん、でもまぁ、悪くない悪くない。 辛さもほど良いしね。 酸味軽妙な口直し「ルビー・オニオン」は、小玉葱の赤ワインビネガー風味だ。

さてさて、人気沸騰とならないその訳は、 やはりトッピングをして1500円を越えてしまうという値段にあるのでしょう。 かと云って、辺りのカレースタンドのような値付けはできよう筈もない。 う~ん。

長いカウンターもどこかラーメン屋的構えに映ったりして。 少なくとも、「コム・シェ・ヴ」へと導くプロモーションとしての役目までも果たせるかどうかは微妙ですね。


「ラ・ソース古賀」  中央区銀座6-13-7 [Map] 03-6226-0671  http://www.lasaucekoga.jp/ [閉店]
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