焼肉「本牧亭」で マルチョウA5カルビハツ厚切り地元人気焼肉店

honmokutei.jpg池上線でとことこ往く長原駅近くの商店街。 その一角にずっと気になっている焼肉店がありました。 町場の焼肉店とは少々違うオーラみたいなものをどことなく感じさせて、硝子越しに覗く店内はいつも意外と混んでいる。 どうやら原則要予約らしく、ひとり焼肉するのはちょっとなんだなぁとその前を通り過ぎるばかりだったのが、焼肉「本牧亭」です。 予約を入れて臨んだ「本牧亭」のテーブル。 目ぼしいテーブルが埋まっていることでも人気のほどが窺えます。 足元にぼっこりと四角いスチールの箱があるのは、排煙のダクトが通っているから。 壁を背にして座ると、それを跨いで座るようになっちゃうけど、煙に捲かれないためとあらば、ね。 honmokutei01.jpg「ナムル」をいただいて、まずはジョッキをぐいとする。 「本牧亭」の本日のおすすめは、ホワイトボードに書いてある。 ビストロでは、黒板にチョークが定番だけど、焼肉店では黒赤青の水性ペンがカジュアルでいい。 ☆☆☆と書いてあるのかなと思いつつよく見たら、細長く「☆和牛」と書いてあるところも微笑ましい(笑)。 honmokutei03.jpg ホルモンあれこれの中から選んだのが、「マルチョウ」。 焼き網に載せると、みるみるコロンと丸まって、 もういいよと云ってくる。honmokutei04.jpgはふはふそっと口に含めば、コラーゲンちっくな脂がしゅるしゅると溶けて消える。 「A5牝カルビ」は、ザ・焼き肉として王道の安定感。honmokutei05.jpghonmokutei06.jpg脂の甘さと迸る旨みに、むほほと思わず笑顔になるね。
焼き肉店では定番の「JINRO」を氷水レモンでちゅるちゅる舐める。honmokutei12.jpgこれも最近では定番かもねと「センマイ刺し」もコリコリとそのアテにして。 honmokutei07.jpg ああ、厚切りタンといえば月島「凛」を思い出すけど、 これは「ハツ厚切り」だ。honmokutei08.jpgレバーよろしく、塩胡麻油に浸していただけば、 むにっとした独特の歯応えが愉し旨し。 ほかにもあれこれいただいて、「JINRO」を空けずして、いい気分(笑)。 honmokutei09.jpg「本牧亭」では、棒アイスを笊に沢山用意していて、 それを最後の口直しにいただける。 ガムもいいけど、その前にアイスをどうぞという愛想がいいね。


もう満腹でほろ酔いで、〆の麺類には至らなかったので、日を改めて訪れて。 「本牧亭」には、麺類が6種類ほどある。 太・細それぞれの「冷麺」に「温麺」「ビビン麺」。 「ユッケジャンラーメン」に「カルビラーメン」。 その中から筆頭人気だという「テールラーメン」をお願いしました。 まずはとレンゲを啜ると、しっかり煮出したテールスープから広がるしみじみした旨みとさらりとしたコクがいい。honmokutei10.jpg麺がおよそ一般的な業務用麺なのが惜しいけど、 焼き肉店としては仕方がないことだよね。 ちょこちょこ通って、他の麺類も試したい。 冬になったらの「カキと豆腐のチゲ」や「自家製蔘鷄湯」もいいね。 改めてみる店内の壁には沢山の色紙が貼ってある。 スポーツ選手の名前が多い傾向があって、女子ゴルファーの知った名やレスラーらしき名前もちらほら。 あれはきっと「把瑠都」だなぁなんて眺めていたら、力士ふたりが入ってきた。 最近引退した元大関が気さくな様子で大将と話しています。

東急ローカルの小さな商店街にある、地元の人気店、焼肉「本牧亭」。honmokutei11.jpgなぜに「本牧亭」と名乗っているのかと訊くと、以前のオーナーから店名ごと店を引き継いだので、その趣旨は判らないという。 ファサードがモダンに綺麗になったのは、そんな契機だったのかもしれません。 やっぱり、横浜・本牧となんらかの関係があると考えるのが順当なところかな。 上野の講談寄席「本牧亭」の関係者だったりして。 □関連記事:  焼肉「凛」で 超厚切り上タン塩焼きとんとろ巻ロースに満腹至極(06年07月)


「本牧亭」 大田区上池台1-10-7 コアビル1F[Map] 03-3727-4129
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