![gyozaro.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro.jpg)
小雨そぼ降る三茶の世田谷通りのアーケードを辿り、
向かい側に見つけた、両脇に紅い幕板を配したお店。
そこが寄り道する機会をずっと狙っていた「東京餃子楼」。
硝子越しに覗く店内は満席で、ちょうど席を立ってくれた女性陣と入れ替わるようにカウンターの中央へ。
ほけーっと口を開けながら(笑)、
頭上のこれまた紅い品札
![gyozaro01.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro01-thumb-18x13.jpg)
を探ります。
専門店らしく、「焼き餃子」「水餃子」がもちろんメイン。
それぞれに「ニラにんにく入り」と「ニラにんにくなし」が用意されてるね。
まず、”なし”の「焼き餃子」「水餃子」と、やっぱりビール。それとサイドメニューのひと品を。
真っ先に届けられた「もやし」が大ヒット。
![gyozaro02.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro02.jpg)
湯掻いたモヤシにジャージャーな肉味噌あんをのっけただけなのだけれど、
モヤシの歯応えのシャキシャキが活き活きとして、温かな肉味噌に詰まった旨味をがっしり受け止めて心地いい。お代わりしよーかなぁ(笑)。
そしてまずは焼き餃子。
![gyozaro03.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro03.jpg)
羽根がついてたり、隣同士の境目がアヤフヤな系統ではなくて、
焼き目も端正でソリッドな印象が、また美しい。
![gyozaro04.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro04-thumb-227x170.jpg)
![gyozaro05.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro05-thumb-128x170.jpg)
![gyozaro06.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro06-thumb-128x170.jpg)
噛めば、これまた実直な感じ。
脂迸る訳でもなく、挽き肉と野菜のバランスや練りの硬さ加減よく、落ち着いた風情が貫禄を思わせます。ふむふむ。
水餃子はどうかというと、なにより皮のちゅるん!が真骨頂。
![gyozaro07.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro07.jpg)
艶めかしくも官能的なちゅるん!を追っかけて火傷しそうになる(笑)。
はふはふ。
う~む、こちらも奇をテラうことなく、真っ直ぐなのだね。
忙しなく立ち回るスタッフの様子を眺めながらビールを呑み干して、一瞬手の空いたところで”入り”の「焼き餃子」をと声を掛けます。スープつきのご飯の小盛りを添えてね。
なはは~、やっぱりどっち?と訊かれたら「入ってる方」と答えちゃう。
![gyozaro08.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro08.jpg)
![gyozaro09.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro09-thumb-66x49.jpg)
入ってる方のお皿は、お皿の縁に記した「東京餃子楼」が赤で、さっきの“なし”は黒い文字だったね。
決して過度にならない、加減の利いた韮と大蒜の香りがふんと鼻腔を抜けていく。
それとシロ飯と澄んだスープの組み合わせの倖せ。
周囲のざわめきもまた不思議な心地よさ。
代わる代わるお客さんが訪れる「東京餃子楼」。
エキセントリックな餃子でないことに、妙に安心しちゃったのは何故(笑)?
![gyozaro10.jpg](https://ishouari.com/0809/gyozaro10.jpg)
あ、辺銀さんの石垣島ラー油で食べたいな。生冷凍モノをお持ち帰りすればいいンだね。
口関連記事:
NUCHIGUSHI CUISINE「辺銀食堂」で五色餃子島食材の宴(07年09月)
「東京餃子楼」三軒茶屋本店 世田谷区太子堂4-4-2 ラウスパレス三軒茶屋 03-5433-2451
http://www.puzzle-fs.co.jp/ [Map]
column/02696 @1,700-
ここは大好きな店です。サイドメニューもいいですよね。原宿餃子楼には振られっぱなしで未訪です~。
Re;くにさま
うん、キャベツとキュウリでビールも全然ありな感じがしたもの(笑)。
原宿は、「東京餃子楼」から独立したもののようですね。
キディランド裏にも行ってみよっと!
皮のちゅるんはチョット気になるなぁ
ちゅるんとおいしい水餃子は多くないんですよね~
Re;ロレンスさま
そうですね~。
讃岐うどんのコシツキと滑らかタッチに一瞬イメージが繋がる感じもあるです。
カウンターで即、ってもの臨場感ですよー。