1号線、曽根崎通りを歩く度、ふわんと香るカレーの匂いが気になっていました。
見上げる円形の看板には、「福島 上等カレー」とある。
気になりつつも、チェーン店臭さも鼻につき、自ら”上等”と名乗るのもどうかなぁと横目でみていたのです。
同僚に「上等、なんちゃってるけど、正味のトコどお?」と訊くと、「いや~、結構イイんとちゃう~ぅ」と云う。
然らばちょっくらいただいてみなければと、券売機の前に立ちました。「とんかつカレー」のボタンをポチとする。
ホールのおばちゃんはまだ慣れない様子で、でもいろいろ気にしてくれながら忙しそうに立ち動いています。
ゆったりサイズのカレー皿がやってきました。
やおらスプーンで掬いひと口すると、「インデアンカレー」のひと口めにどわ~んとくるフルーティな甘さとはまたややベクトルの違う甘みがする。
そしてその甘さがゆっくりと収まるのと入れ替わるようにコクな旨味と控えめな辛味が襲ってくる。
味の構成の本体はドミグラスにカレー粉を加減よく含ませたあたりで、嫌いじゃないなぁこうゆうのも。
ここではキャベツの酢漬けをそのまま「ピクルス」と呼んでいて、それをカレー全体に塗すようにして食べるのを推奨している。

「福島 上等カレー」西天満店 大阪市北区西天満6-8-2 06-6364-2992 http://www.tokumasa.net/
column/02658 @850



うーむむむ・・・チェーン店なのに、かなり渋好みっぽい!
ここはワタシも、今年の帰省で立ち寄ってみたいお店の
リストに、ぜひ入れたいですね。
今ちょっと検索してみたんですけど、けっこう毀誉褒貶が
激しいようで・・・これは、お店が愛されていればこその
意見百出なのでしょう。
Re;つきじろうさま
自家営業していたお店がなにかの都合で資本の傘下に入った、そんなことなんじゃないかなぁと思っているのですけど、どうでしょね。
福島の本店に行ったらまた味わいが違ったりするのかも~、とも思ってます。東京への帰りがけに福島に遠回りしてみよっかな、なんてね。