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以前お邪魔した「東風庵」階下の半地下にあるのが、鮨「宮澤」。白木のカウンターが、親方の周囲三方を囲うようにコの字に配された
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こじんまりしたお店です。お昼のメニューは、「にぎり」か「あぶり丼」のいずれか。「あぶり丼」をいただきましょう。届けられたどんぶりには、シャリを覆うように4枚ほどの大振りなマグロの切り身がタレの照りテラテラにして、のせられて
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います。その容姿
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に惹かれるようにそそくさと齧れば、外周の炙り焼いた照焼風味と中心部のレアで柔らかな食味とが交差
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する。刺身には不向きなクラスのマグロを工夫して食べさせようというものかと思えば、然にあらず。づけ丼でも充分満足しそうな身肉が炙り焼いたことでまた一層魅力的なご飯のお供になってるね。ご飯を大盛にした方が、タネとのバランスがいいようです。さて、「にぎり」1,200円の方は、どうかな。
「宮澤」 中央区銀座4-14-1 03-3542-0054
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。