![hirai.jpg](https://ishouari.com/0504/hirai.jpg)
通り沿いのスタンド看板を目印にクランクする路地へと入り込んだ右手に「ひら井」はあります。
実に小体な店内は、カウンターに6席ほどと小さなテーブルが2卓のみのキャパシティ。
奥のテーブルでは、上品で裕福そうなオヤジがふたり、昼間っからビールを干してご機嫌状態です。
いいなぁ(笑)。
カウンターの端にちょんと座って、「うなとろ丼」をお願いしました。
![hirai01.jpg](https://ishouari.com/0504/hirai01.jpg)
小さ目のどんぶりに盛られたご飯の上に鰻の蒲焼、その上にとろろと鶉の玉子がさらに載せられて
います。
箸で切った蒲焼とふんわりもっちりずるるとしたとろろとを一緒に掻き込む。
スタミナつきそうな気配はするべくもないけれど、悪くはない。
粉末状の青海苔がいいアクセントになってます(笑)。
「ひら井」 中央区銀座3-9-18
[Map] 03-3567-7001
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。