地鶏さかな「舞浜」で さばのみそ煮の嬉しい小宇宙

maihama.jpg例によって、新橋三丁目界隈の飲み屋街ランチにいざ。辿り着いたのは、居酒屋割烹然とした「舞浜」さん。暖簾の脇から覗く店内は、既にほぼ満席状態だ。空いていたのは、招かれるまま収まったカウンター一番手前の席。その脇には刺身やお新香や煮物の小鉢がずらっと並んで臨戦態勢であります。さけ、めだいの焼き魚、銀だら、さばの煮魚、あじ、いか、ミックスの揚げ物(フライ)がこの日のメニュー。「さばのみそ煮」をお願いしました。忙しなく動くお店陣容は、広くないカウンターの内側4人に客席切り盛りにおふたり。快活なノリがいい。そして届いた丸いお盆の上は、素直に嬉しい小宇宙。目の前の硝子ケースに鎮座していた蛸足がぶつに刻まれ、鮪と一緒に小鉢になってる。むにむにと力強い弾力で噛むうちに甘さが滲んでくる。その小鉢を核にして、奥に鯖のお皿、その両脇にアラと大根の煮物と茶碗蒸しが巡り、手前にはご飯、お新香、味噌汁が囲んでいます。しっとりと脂ののった鯖。甘過ぎず辛過ぎずの味噌の仕立てを支える出汁味。もうあったり前にご飯がススミます! 日本人でよかったなぁって、こういう時にも呟いたっていいよね。ねっ(笑)。 こんな派手さはないけどハッピーなお店からミシュラン三ツ星のお店までを、OL美食特捜隊、大崎裕史、来栖けい、小関敦之、蓮見壽、水野仁輔、YAKINIQUEST、柳生九兵衛、という豪華メンバーが書き綴ったランチガイドが数日後世に出ました! 9つの先達が描く東京ランチのマトリクス「東京ランチレボリューション」、略してTLR。おー、なるほどー、ふむふむ、いくいくー、なお店の数珠繋がりガイドを手に東京のお昼を攻めるのはいかがでしょ。 「東京ランチレボリューション」はこちら。紹介キャンペーンもやってます。 「舞浜」 港区新橋3-10-6 03-3432-8540
column/02436

「地鶏さかな「舞浜」で さばのみそ煮の嬉しい小宇宙」への2件のフィードバック

  1. 呟いていいですよ~っ!
    ワタクシ的には、新橋ランチの中ではかなりの高位置にランクインするお店です。
    美味しいのはもちろんのこと、お店もこぎれいで対応も良いですね。
    注目すべきは、茶碗蒸しがランチでもちゃんとアツアツで出てくる点を大きく評価しています。
    また、近々行かねば~♪

  2. Re;romyさま
    日本人でよかった~!
    って、これじゃ叫んじゃってるか(笑)。
    なるほど、アツアツ茶碗蒸しでしたね♪
    満席で廻ってるからこそのアツアツってこともあるかもしれないけど、うん、その心意気、嬉しいものです。

romy へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください