Cuisine「プティ・ボワ」で おトクな鉄板和牛ハンバーグ癒しのステーキ

petitbois.jpg宝町寄りの八丁堀裏通りを歩いていて、 いつもの調子でふと気になる路地へ入ってみる。 すると、その前まで来ないとその存在が判らないお店に出会して、「ほー」と眺めます。 石を層に積んだ化粧の壁にも道端のポストにも、 「Petit Bois」とある。 なんのお店かいなとスタンドサインに近づくと、なるほどステーキハウスのようなメニュー構成。 どなたかのお家の玄関のように閉じた木戸がやや重た気ですが、覗いてみたくなりますね。
玄関を入ると、やはりそこは玄関で(笑)、靴を脱ぎ、その先の板の間に回り込みます。 掘り炬燵式のカウンターが囲んでいるのは、メインステージの鉄板とその前に立つご主人だ。 petitbois01.jpgまずは、数量限定とある「和牛ハンバーグセット」をお願いしました。 15分くらいお時間掛かりますがよろしいですか、と訊かれ頷いて、後はブルーベリーの塩をちょんとつける野菜スティックを齧りながら、ご主人の所作を眺めます。petitbois02.jpg パッドからあらかじめ用意していた肉塊を丁寧に取り出し、一旦戻しては思案してまた取り出し、機嫌を尋ねるように鉄板に置き、やや位置をずらしたりする。 覆いを被せ、様子を訊いてはまた閉じる。 「どうかな?」「今だよ~」。petitbois03.jpgそんなやり取りを鉄板の肉と終えたのか、そのハンバーグと付け合せの野菜を温めた鍋の上に揃えるように載せてくれた。petitbois04.jpg なんともコロンとして愛らしいフォルムのハンバーグ。petitbois05.jpgふたつに割ってみれば、やや粗挽きの肉たちの断面からじるじると汁の零れ落ちてきて、その加減やよろし。 赤いワインを合わせたいような、いやいや断然ご飯がいいような。petitbois06.jpgもう既に牛スジのスープと一緒にご飯が手元にあるのだもの、 素直に貪り喰えば、えへへ、であります(笑)。 ご主人の所作を眺めてからいただけば、ますます、これで1,000円とはおトクなんじゃないかと思えてくるね。 やっぱりステーキもいただかなくちゃと、再び掘り炬燵カウンター。 ロース、フィレ、そしてサーロインまでの用意があるpetitbois11.jpgようですが、今日のところは「牛ロースステーキセット」を可愛く100gのレアで。 再びご主人の手際を眺めていると、ぽわっとフランベ。 petitbois07.jpgpetitbois08.jpg そして、さささとナイフをいれてくれます。 うんうん、過ぎない柔らかさと赤身と脂のバランスいい旨味。petitbois09.jpgちょっと贅沢なお昼に癒されるひと時、そんな感じ。 ただ、わしわし、ご飯とお肉を交互に食べているだけなのだけど(笑)。 夜ともなれば、鉄板ビストロの顔もみせてくれるという、「プティ・ボワ」。 以前は入船で、ステーキとワインの「一光」という店を営んでいたらしい。petitbois10.jpg「Petit Bois」は、そのまま訳せば「小さな木」か。 今度お邪魔したら、そこに含んだ意味合いを訊ねてみましょう。 「Petit Bois」 中央区八丁堀2-3-8 [Map] 03-3553-9050
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