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bistrot「Vivienne」で 塩ダラグラタン仔羊ひき肉ひよこ豆カレー
毎度お世話になってます、
の木挽町通り「ヴィヴィエンヌ」。
通りがかりで目にしていた黒板のメニューが気になっていました。
今日もあるかなぁと店頭をひょこっと出して覗くと、
うん、あるある(笑)。
ドアを開けば、斎藤さんがお出迎え。
おひとりさまはやっぱり、奥のカウンターへと向かいます。
背の高い椅子で、小さい方ではない自分でもちょっと座り難いけど、一旦収まってしまえば姿勢が正される感じになる。
作り置きなんてきっとしていないゆえ、
やや間があってやってきたのが「塩ダラのグラタン ポルトガル風」。
よくある楕円のグラタン皿ではなくて、丸い器に円く広がるチーズの被い。ドーム型にこんもりしたその頂あたりの焼き目が誘う。
スプーンの先で探るようにするとすぐさまヒットするのが鱈の身。
ほっこりして、加減よく利いた塩が甘さを呼ぶようで、それがチーズとホワイトソースと呼応して、
うん、旨い。
不思議とパンとも好相性で、パンのお代わりをしてしまいます。
ま、でも、ワインにもきっと合っちゃうな(笑)。
あ、でも、どのあたりが”ポルトガル風”なのでしょう。
そうそう、「ヴィヴィエンヌ」には、カレーもある。
定番的に黒板で見るのは、「仔羊ひき肉とひよこ豆のカレーライス」。
ヒツジ肉好き、キーマ好き、ひよこ豆好きにはまさにドンピシャなカレーなんだな(うふ)。
届いたお皿を見るに、なかなかの本格派の匂い。
さらとろっとしたカレーからはまず、仔羊の風味旨味がして、そこへひよこ豆のほっこりした甘さが合わせてくる。
そして、時折歯と歯の間でカリっと鳴ってほの香りをふんとさせるのは、コリアンダーのシードかな。
これが気の利いたアクセントになって、じわじわ沁みるような旨味をさらに引き立てる。
コレ、かなり好みのカレーです。
やっぱり端から試したい「ヴィヴィエンヌ」のおひる時。今度は「プリン」や「チーズケーキ」あたりのデザートもくっつけちゃおうかな(笑)。
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