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栄の三越と繋がってる「ラシック」というファッションビルにもレストランフロアがあります。
「永坂更級」や「ダノイ」、はたまた「矢場とん」といった既知のお店の名も並んでいます。
「モクモク風の葡萄」という伊賀の朝採れ野菜なんかを供してくれる自然派レストランには、行列ができていました。
そんな7Fフロアの隅っこにあるのが、エビフライ食堂「まるは」です。
名古屋を訪れながら、なかなかエビフリャ~を口にすることがないのでいいかも、なんてね。
テレビ塔の久屋大通りを眼下に見下ろす、窓際のカウンターに案内されました。
20食限定の「まるは巻き定食」やら、刺身もセットの「まるは定食」も気になりますが、ここはシンプルにと「エビフライ定食」をお願いします。
メニューに「エビフライ」追加できますとあって、「じゃもう一本」と云いかけたところで並びに座っているお爺ちゃんの手元が視界に入りました。
エビフライ、でかいンじゃん!
「あ、いや、2本で」(笑)。
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全長20cmクラスでその径もしっかり。
ううむ、やっぱりどえりゃぁデカいなぁと思いながら、まずはタルタルを載っけます。
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タルタルは、吉野家のサラダに使うドレッシングと同じスタイルのパッケージで、ふたつ折りしながら抓んで真ん中から押し出すヤツ。小皿に盛ってあるのが雰囲気だけど、これはこれで綺麗に使えて気持ちいい。パテントによるものみたいだね。
で、改めてフライを凝視。
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これでシャチホコみたく海老反っていたら愉しいのになぁなんて考えちゃった(笑)。
さて、齧る。
大口開けて、やや固めの外殻を軋ませながら一気に噛み切るようにする。
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イメージは大味としても、ふふっと過ぎる甘さが嬉しくて、ご飯によく合う感じ。
そんな大エビフライがいただける「まるは」は、知多の豊浜というところで活魚料理の食堂旅館が営んでいるらしい。「まるは」としているのは、創業家の屋号が丸に「は」だった、そんなことなのかな。
「まるは」 名古屋市中区栄3-6-1ラシック7F-7010 052-259-6701
http://www.maruha-net.co.jp/
column/02570