南薩摩料理・焼酎「ちゃだま」で 鶏の磯部焼知覧どりは夜の部で

chadama.jpg永代通り、新川1丁目の信号近くにできていたお店の暖簾に誘われてみました。 その暖簾の脇に”名物さつま知覧どり”と掲げられているところをみると、こちらのお店のキモはひとまず、鹿児島の鶏ということになるのでしょうか。 カウンターに案内されて早速、「アコウ鯛の粕漬け焼き」「ワカサギの明太揚げ」「豚の落花生醤油焼き」といったお昼メニューを押し退けて、「鶏の磯辺焼き」をお願いしました。
鶏肉がどんな”磯辺焼き”になっているかというと、皮目パリッと焼かれた鶏肉の上に水に戻しました風の海苔がたっぷりと載り、溶いた粉山葵もしっかりと添えられているカタチ。 スタンダードに酒肴になる、竹輪の磯辺揚げに似た感じを勝手にイメージしていたので、おーなんかやるじゃん、てな印象を抱くことに。 磯辺揚げじゃなくて、磯辺焼きだもんね。 素朴な鶏肉の旨味を海苔と山葵の香りが包んで、ご飯のおかずとしてもなかなかいい。 昼時仕立てかもなぁと念のため訊いてみると、そんな危惧がビンゴ。 今いただいた鶏は、この店のウリの「さつま知覧どり」ではないと云う。やっぱり。 「夜にもまたお待ちしております」。 知覧どりをはじめとした薩摩な料理たちを味わうには、夜の部に足を運ぶ必要がありそうだ。 「ちゃだま」とは、「どんぐり」の意味だそうで、大きな樫の木も小さなどんぐりから育つ、そんな気持ちを込めて命名した、とある。どう育っていくのかな。


「ちゃだま」  中央区新川1-3-7 ストークマンション新川102号室 03-3537-1200 [閉店]
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