前回行き損なった「第一旭」のたかばし本店は、
京都タワーをその先に見上げる京都駅近くの跨線橋添いにありました。
夜半だというのに店内は、熱気も充分に満席だ。
パイプ椅子に座るや否や「特製ラーメン」をお願いしました。
薄切りのチャーシューと小口切りの葱がふんだんにのったどんぶりの様子は、
やっぱり当然「第一旭」だ。
とんこベースでありながら、基本的にはすっきりと透明感のあるスープで、
そこにコク味を豊かに含んでいる感じ。
化調に思える甘みも随所に孕んではいるけれど、
醤油とのバランスもよくてぐいぐい麺を啜らせる。
啜るその麺は、もちっとしゃっきりしているといいような、この位でいいような。
改めて、これが以前から突き止めたかった「第一旭」の本懐かと思うと、
なんだかあっけない気もするけど、ま、いっか(笑)。
ふと「ますたに」のことを思い出し、きっとこの辺りをベースに創意工夫を加えていったのが「ますたに」なのに違いないと勝手に決めつける。
お隣の「新福菜館」も気になります。
「本家 第一旭」
京都市下京区東塩小路向畑町845 [Map] 075-351-6321
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