前回行き損なった「第一旭」のたかばし本店は、
京都タワーをその先に見上げる京都駅近くの跨線橋添いにありました。
夜半だというのに店内は、熱気も充分に満席だ。
パイプ椅子に座るや否や「特製ラーメン」をお願いしました。
薄切りのチャーシューと小口切りの葱がふんだんにのったどんぶりの様子は、
やっぱり当然「第一旭」だ。
とんこベースでありながら、基本的にはすっきりと透明感のあるスープで、
そこにコク味を豊かに含んでいる感じ。
化調に思える甘みも随所に孕んではいるけれど、
醤油とのバランスもよくてぐいぐい麺を啜らせる。
啜るその麺は、もちっとしゃっきりしているといいような、この位でいいような。
改めて、これが以前から突き止めたかった「第一旭」の本懐かと思うと、
なんだかあっけない気もするけど、ま、いっか(笑)。
ふと「ますたに」のことを思い出し、きっとこの辺りをベースに創意工夫を加えていったのが「ますたに」なのに違いないと勝手に決めつける。
お隣の「新福菜館」も気になります。
「本家 第一旭」
京都市下京区東塩小路向畑町845 [Map] 075-351-6321
column/02105
やはり、まさぴょんさんも「ますたに」に影響を与えたと思いましたか!
私、曙橋の「第二旭」は昔、職場が近かったこともあって、随分と行きました。
日本橋で初めて「ますたに」を食べたとき、私も第二旭っぽいな、と思ったんですよ。
京都へ行ったときには、私もこの「第一旭」を真っ先に取り上げるつもりです。
麺のタイプを考えて、どんぶりの底に辛味を仕込んで、背脂でコクを増して、みたいなことなんでしょうね。
「第二旭」にも遠からず行ってみようと思います~。