ガランとした懐かしの食堂情緒の店内は既に8分の入り。 最奥のカウンターに陣取りました。 ひとまず”焼き”かなぁと、「五目焼きビーフン」一人前をにしてみます。
ビーフンはビーフンらしい白色のままの麺で、 醤油系統の味付けはされていないようです。 白菜やバラ肉と一緒にビーフンを口にする。 上品に仄かな塩味で、その意外さにちょっと驚く。 「へ~、チョーあっさりだぁ」。 こういうのもありだなぁと思いながらも途中で我慢できなくなって、 卓上の胡椒やらにんにく醤油やらを動員する。 添えられてきたスープは一転して脂しっかりのいいボディをしたもの。 ふと隣の客の「スープビーフン」をちら見すると、それはそれで旨そうだ。 とそこへ、厨房から大きなチマキが顔を出した。 ははぁ~ん、そいつが「バーツアン」かぁ。 褐色のもち米には味が沁みていそうで、そっちもイケそうだ。 課題がふたつに増えちゃいました。
[ビーフン東」 港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F [Map] 03-3571-6078
column/01937