細打うどん「竹や」

takeya.jpg聖橋を渡り、東京医科歯科大の脇から本郷通りを渡ったところにある”細打ち”うどんのお店です。奥へと広く、そこそこのキャパを抱えています。8人掛けになっているテーブルに案内され、目当ての「カレーうどん」に「炊込御飯」を添えて、とオーダー。ふう、とひと息ついて周囲を見回すと、壁に「エビ天カレーうどん」なんて貼り紙があるじゃないですか。慌ててオバチャンに手を揚げてオーダー変更できるか厨房に訊いてもらう。「だいじょうぶですよ~」。よかったよかった(笑)。届いたドンブリには、そのエビ天が5つ。ひとまずスープを啜ってみる。サラリとして小麦粉トロトロの所謂そば屋のカレーではなく、クリーミーでもあるけれど「古奈屋」のそれとも明らかに違う。ほとんど辛みはないに等しくて、出汁の甘さをスパイスの香りが包んでいる感じ。麺はというと、ほんのちょっと太目の稲庭という印象で、にゅるんとした口当たりだ。ゆるりとして、なんか悪くないね、こういうカレーうどんも。エビの身もぷりん、とまではいかないけれど、いいアクセントになっている。そして、ひとしきり麺を啜ったあとにドンブリに残ったカレー汁を覗き込んで、愚行だよなぁと一瞬躊躇するも、結局やってしまいました。白めしならぬ炊込御飯をドンブリにぶち込んでレンゲで掬って貪るのです。なんかドンブリの底の底まで堪能するように、またやっちまった。「鴨汁冷やしうどん」や「あさりうどん」なんかも旨そうです。 「竹や」 文京区湯島1-9-15 茶洲ビル1F 03-5684-0159
column/01860

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください