西武線にすっかり馴染んでいても、
離れ小島のようになっている武蔵境と是政を結ぶ多摩川線に乗ったのは、多磨霊園に赴いた際の一度しかない。
そして、萩山と国分寺を結ぶ多摩湖線となると、多分一度も利用したことがないと記憶する。
そんな西武多摩湖線沿線へと武蔵野うどんを求めてやってきました。
国分寺からひとつめの駅にあたる、一橋学園駅の南口からマクドナルドの脇の道を一橋大のキャンパス方向へとしばらく。
駐車スペースの向こうに「むぎきり」と示す潔く白い暖簾が下がっていました。入ってすぐ左手に小上がりがあり、正面にテーブル席。 お昼どきの店内は、なかなかに賑わっています。
どっしりとしたテーブルの隅に案内されて、視線の先には硝子で囲んだ麺打ち場。
禁煙指定が嬉しいなぁと思いつつ、 厨房や麺打ち場、その向うの湯殿前を行き来するご主人の姿をなんとなく眺めながら、 出来上がりまでのひと時を過ごします。
塗りの捏ね鉢に黄色みがかったうどんがたおやかに。
水でしめ、水を切ったばかりのうどんが煌めくようにしているところを、 そのまま掴み上げて噛んでみる。
小平は一橋学園駅最寄りの武蔵野うどん処、その名も「むぎきり」。
「むぎきり」 小平市学園西町1-26-26 [Map] 042-344-5151
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