伏見の著名酒場「大甚」に初めて訪れた時には、
最初勝手を知らず戸惑ったけれど、
近所に別館的お店があるというのは分からず仕舞いでありました。
その後、御園座の前辺りを歩いていた時に、そこにも「大甚」の文字があるのを見つけて、へー今度こっちにも来てみたいなぁと機会を窺っていたのです。白い暖簾の真ん中に大きく「酒」と示した暖簾。
本丸同様混み合っているのだろうなと恐る恐るその暖簾を潜ると、意外やぽつぽつと空いている席がある。一番奥のテーブルに陣取りました。
瓶の麦酒で乾杯をして早速、惣菜酒肴の並ぶカウンター廻りやテーブルへと物色に出掛けます。
煮上げたトコブシ。
ザ・居酒屋の雰囲気満点な本丸に比べれば、臨場感もオバチャンオッチャンのキャラの立ちも大人しい。店内の空気がそう濃密でないと感じるのは、本丸と比較しちゃうからに違いない。
でも、まず「大甚」を覗いて、満席だったら「大甚中店」へと、そういう流れに自然となるのだろうね。
口関連記事:酒 「大甚」本店 で殻のついた蝦蛄なんぞでひとり一寸一杯(07年12月)
「大甚中店」 名古屋市中区栄1-6-9 052-231-6056 [Map]
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