そんな新川界隈で、 「ハナミズキ」の後に出来たワイン食堂「蒔弦」に開店を祝う花が並ぶ頃。お向かいの「ごふくの丘」跡にもオープン告知がされていました。
古民家利用の和食処らしい佇まいであった「ごふくの丘」の雰囲気が一転。主要な建具をパステルなスカイブルーやオレンジに塗ったポップな装い。 街の洋食屋さん「ターBOU」が開店です。
「ごふくの丘」の内装をベースにした店内もパステルな白基調。 壁の一部に外と同じオレンジを挿し色にあしらうデザインだ。 女性的なセンスに思ってもしや店主は女性かと想像するも、 カウンターの中で立ち動くのは、そんな点からは意外な(笑)、 洋食店の主人らしいマスターでありました。
「メンチカツ」「ハンバーグ」に始まる手書きのランチメニューには、 スタンダードな洋食のお皿たちの名が七つ、八つ並んでいます。 そんな中からまず選んだのが、 「ポークショーガ焼き エビフライほうれん草クリームコロッケ添え」。手間を惜しまずに、注文の都度作る揚げものを添えるのが、 マスターの心意気と心得ます。
裏を返してのお昼どき。 今度は、「ハンバーグのせ スパゲティー・ナポリタン」。太めの麺が王道のナポリタンは割と好みのタイプ。 ハンバーグを削ってはそれと一緒にいただくナポリタンは、 お子様ランチ的ニュアンスを含んでいるようで微笑ましい。 ハンバーグなしのナポリタンは、夜メニューに載っているけど、 ランチでもやってくれそうな気がするよ、ナポちん。
ハンバーグのせメニューは、日によって「カレー」「ドライカレー」もある。目の前のライブで、フライパンにご飯を炒める様子を眺めながら、 今はなき「かんかん」の「ドライカレー」を思い出す。 あのしっかり炒められて旨かったドライカレーを作る様子を目の前で見たことはないけれど、 ちらっと覗いた厨房で女将さんが大きな北京鍋を揮っていたっけ。 また何処かで、北京鍋で作るドライカレー、いただけないかなぁ。 あ、マスターのドライカレーになんの文句もありません(笑)。
ひっそりとした夜の新川にポップに佇む「ターBOU」の、 坐り慣れてきたカウンターの一隅へ。外のA看板で目に留めたのは、 広島産の牡蠣を使ったカキフライメニュー4種類。 「ポークショーガ焼きとカキフライ」をお願いしました。
そうか、鉄板でやってくるのかぁと感心しながら、 揚げ立て&鉄板載せのカキフライをふーふぃーしてから齧ります。牡蠣の身の迸りに、判っていながらちょっと火傷しそうになるけれど、 それが牡蠣フライの醍醐味なのだよね。 鉄板のせの牡蠣フライといえばと今度は、鮫洲の洋食「木の葉」を思い出す。 ナポリタンも夜は、名古屋的鉄板のせだったりしてね。
新川の裏通りにやってきた、 ポップな装いの街の洋食屋さん「ターBOU」。マスターに店名「ターBOU」の由来を訊ねてみた。 するとやっぱり、ハイ、私がタダシでターボーです、とニッコリ。 マスターは、目黒にあった昔ながらの洋食屋「ホップワン」の厨房にいらしたそうです。
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「ターBOU」 中央区新川2-5-8 [Map] 03-5566-7800
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何かたくさん載ってますね(*^_^*)
これは近々行かないと☆
情報ありがとうございますー
Re:Gingerさま
目黒の「ホップワン」を懐かしむ感じになるかもですね♪
ウーロンハイで付き合いたし〜 (^_^)v 。
こちら、
先週(先々週?)に行ってきました。
安定したお味ですねw
お昼もちょくちょく行ってみたい(^_^)
Re:puzzさま
外装はポップだけど、オヤジさんの醸す雰囲気は安心な洋食屋さんの。
ランチでちょくちょく顔だしています。